株式会社ケイファーマは、慶應義塾大学医学部の研究成果を実用化するために設立された大学発バイオベンチャーです。iPS細胞技術を活用した「iPS創薬事業」と、脊髄損傷などを対象とした「再生医療事業」のハイブリッド展開を特徴としています。
- 主要製品・パイプライン: ALS(筋萎縮性側索硬化症)治療薬候補「KP2011」、亜急性期脊髄損傷を対象としたiPS細胞由来神経前駆細胞「KP8011」など。
- 主要顧客: アルフレッサ ファーマ株式会社(KP2011の国内独占開発・販売権を導出済み)。
- 競合環境: エーザイ等の大手製薬会社や国内外のバイオベンチャー。神経疾患領域というアンメット・メディカル・ニーズが高い市場で競合しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-12 期末、2026-03-24 提出)収益性
営業利益率
-91.6%
≧10%が優良
ROA
-34.6%
≧5%が優良
ROE
-56.4%
≧10%が優良
ROIC
-23.2%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
—
≧10%が優良
営業利益成長率
—
≧10%が優良
EPS成長率
—
≧10%が優良
3行解説
- iPS細胞を用いたALS薬や脊髄損傷治療の治験が進展中だが、今期売上高はゼロで、営業損失9.16億円の赤字が継続している。
- アルフレッサ社から15億円の転換社債型新株予約権付社債を発行し当面の資金を確保したが、自己資本比率は96.0%から43.1%へ急落。
- 「継続企業の前提に関する注記」は回避したものの、監査報告書でその判断の妥当性が検討事項(CAM)とされるなど、資金繰りの綱渡りが続く。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-12 第1四半期 、2026-05-14 12:00 提出)進捗
※ 通期業績予想は非開示(実績のみ表示)
1Q
営業利益
実績: -2.4億円 / 予想: -15.2億円
-19.7%
売上高
実績: — / 予想: 未開示
—
3行解説
- 売上高は引き続き0円であり、iPS細胞を活用した創薬および再生医療事業の研究開発に伴う先行投資フェーズが継続。
- 研究開発費の増加(1.03億円)などにより、営業損失は2.37億円(前年同期は1.98億円の損失)へと赤字幅が拡大。
- ALS治療薬の国内第Ⅲ相試験準備や米国での特許査定、脊髄損傷治療の製造委託合意など、パイプラインの進捗は着実。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-14 | 2026年12月期 第1四半期 | -19.7% | — | — | — | — |
| 2026-02-12 | 2025年12月期 通期 | -9.6% | -3.1% | +9.1% | +22.4% | — |
| 2025-11-12 | 2025年12月期 第3四半期 | -7.7% | +1.8% | -1.3% | -6.8% | +2.1% |
| 2025-08-14 | 2025年12月期 第2四半期 | -3.3% | +1.1% | -4.0% | -9.6% | -7.4% |
| 2025-05-15 | 2025年12月期 第1四半期 | +13.9% | +2.8% | -0.3% | +7.5% | -4.4% |
| 2025-02-13 | 2024年12月期 通期 | — | -2.6% | +2.1% | +13.5% | +33.8% |
有価証券報告書
2026-03-24 有価証券報告書-第9期(2025/01/01-2025/12/31)
2025-03-28 有価証券報告書-第8期(2024/01/01-2024/12/31)