富士フイルムホールディングス 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 3期連続の過去最高益更新: 2025年3月期は売上高・営業利益・純利益の全項目で過去最高を更新。イメージング部門の爆発的な利益成長と、エレクトロニクス部門(半導体材料)の回復が牽引した。
  • ヘルスケアの利益足踏みと投資先行: 売上は1兆円を突破したが、中国市場の低迷やライセンス収入減で営業利益は20.3%減。バイオCDMO等への巨額の設備投資により、フリーCFは1,138億円の赤字となった。
  • 保守的な次期予想と株主還元の強化: 2026年3月期は為替前提を145円/ドルと厳しく見積もり、微増益の計画。一方で分割後配当は実質増配(年間70円予想)とし、配当性向30%超を維持する姿勢を鮮明にした。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の連結業績(着地)は以下の通りです。

  • 売上高: 3兆1,958億円(前期比 +7.9%)
  • 営業利益: 3,302億円(前期比 +19.3%)
  • 税引前当期純利益: 3,406億円(前期比 +7.3%)
  • 当社株主に帰属する当期純利益: 2,610億円(前期比 +7.2%)

進捗と勢いの変化: 通期計画に対して概ねオンラインでの着地です。前年同期(2024年3月期)の営業利益増益率が1.3%であったのに対し、今期は19.3%と利益成長が大きく加速しました。特に第4四半期(3ヶ月)の営業利益は1,069億円(前年同期比 +48.9%)と、年度末にかけて勢いが増しています。

3. セグメント別のモメンタム

  • イメージング(強気): 売上高 5,420億円(+15.4%)、営業利益 1,392億円(+36.4%)。「instax」の好調維持に加え、デジタルカメラ「GFX/Xシリーズ」の新製品が寄与。全社利益の約4割を稼ぎ出す最大の牽引役です。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 31958.3億円 +7.9% 29609.2億円
営業利益 3301.6億円 +19.3% 2767.3億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 32800.0億円 +2.6%
営業利益 3310.0億円 +0.3%

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 70円 30円
期末 80円 35円