短信要約
1. 要点(3行)
- 米州事業の減損による大幅な赤字転落: 米州での「のれん」減損損失468億円を計上し、親会社株主に帰属する四半期利益は440億円の赤字に転落した。
- 通期予想の下方修正と構造改革の加速: 売上高を300億円下方修正し、最終損益は520億円の赤字予想へ。並行して国内200名規模の早期退職優遇策を発表するなどリストラを急ぐ。
- コア営業利益の底堅さと地域格差: 中国・米州の苦戦を日本と欧州の回復、および全社的なコストマネジメントで補い、コア営業利益は前年同期比9.7%増と増益を確保。
2. 直近の業績と進捗率
2025年12月期第3四半期累計(9ヶ月)の着地は以下の通り。
- 売上高: 6,938億円(前年同期比4.0%減)
- コア営業利益: 301億円(同9.7%増)
- 営業利益: △334億円(前年同期は22億円の黒字)
- 親会社株主に帰属する四半期利益: △440億円(前年同期は8億円の黒字)
通期修正計画に対する進捗率:
- 売上高: 71.9%(前年同期の通期実績に対する進捗は73.0%であり、やや遅れ)
- コア営業利益: 82.4%(前年同期の進捗75.4%を上回り、コスト削減効果が顕著) 売上高はインバウンドの減速や米州の苦戦で勢いを欠くが、コア営業利益は販促費の効率化などで計画に対し順調な進捗を見せている。
3. セグメント別のモメンタム
- 日本(勢い:維持): 売上高2,191億円(前年同期比0.1%増)。インバウンド消費が想定を下回るも、「クレ・ド・ポー ボーテ」等のコアブランドが牽引し、コア営業利益は構造改革効果で117億円の大幅増益。
続きで読める項目(スタンダードプラン以上)
- 🔒 直近の業績と進捗率
- 🔒 セグメント別のモメンタム
- 🔒 予想の修正と背景
- 🔒 キャッシュフローと財務の急変
- 🔒 経営陣のトーンと重要イベント
- 🔒 懸念点と不確実性
- 🔒 総評
上記の詳細分析はスタンダードプラン以上でご覧いただけます。
プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2025-01 〜 2025-09
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-01 〜 2024-09 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 6938.2億円 | -4.0% | 7227.5億円 |
| 営業利益 | -333.5億円 | — | 21.8億円 |
通期予想
2025-01 〜 2025-12
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 9650.0億円 | -2.6% |
| 営業利益 | -420.0億円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 30円 | 20円 |
| 期末 | 10円 | 20円 予想 |
| 年間合計 | 40円 | 40円 予想 |