短信要約
1. 要点(3行)
- 増収減益の着地: 売上高は前年同期比8.1%増の74.12億円と伸長したが、原材料・エネルギー価格の高騰を吸収しきれず、営業利益は14.8%減の3.23億円に留まった。
- 経常利益は大幅増: 工場の稼働状況改善により営業外費用の「生産休止費用」が約0.9億円圧縮されたことで、経常利益は前年同期比33.2%増の1.43億円と大きく回復。
- 主力事業の回復: 昨年度に低調だった紫外線吸収剤の在庫調整が完了し、酸化防止剤や受託製造製品も二桁増収を記録するなど、トップラインの勢いは回復傾向にある。
2. 直近の業績と進捗率
第3四半期累計の着地は以下の通りです。
- 売上高: 74.12億円(通期計画比 75.6%)
- 営業利益: 3.23億円(同 67.3%)
- 経常利益: 1.43億円(同 71.5%)
- 四半期純利益: 0.96億円(同 68.6%)
進捗分析: 売上高は通期計画に対して75%を超えており順調です。一方、営業利益の進捗(67.3%)は、前年同期の通期実績に対する進捗率と比較しても、想定以上のコスト高騰が利益を圧迫している様子が伺えます。ただし、経常利益ベースでは「生産休止費用」の減少というポジティブな要因もあり、計画達成に向けた底堅さを見せています。
3. セグメント別のモメンタム
- 化学品事業(勢い:強): 売上高66.62億円(前年同期比9.0%増)。主力製品の紫外線吸収剤が3.0%増、酸化防止剤が54.6%増、受託製造製品が12.4%増と、主要品目が軒並み好調です。電子材料が55.1%減と沈んだものの、事業全体ではグローバルな在庫調整局面を脱した勢いが見られます。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2024-04 〜 2024-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2023-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 74.1億円 | +8.1% | 68.6億円 |
| 営業利益 | 3.2億円 | -14.8% | 3.8億円 |
| 経常利益 | 1.4億円 | +33.2% | 1.1億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 96,000,000円 | +3.9% | 93,000,000円 |
| 1株当たり当期純利益 | 6.03円 | — | 5.77円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2024-12末 | 2024-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 134.8億円 | 137.1億円 |
| 純資産 | 47.6億円 | 46.8億円 |
| 自己資本比率 | 35.3% | 34.1% |
| 自己資本 | 47.6億円 | 46.8億円 |
| 1株当たり純資産 | 295.56円 | 293.03円 |
通期予想
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 98.0億円 | +6.1% |
| 営業利益 | 4.8億円 | -0.5% |
| 経常利益 | 2.0億円 | +50.5% |
| 1株当たり当期純利益 | 8.77円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 |
| 期末 | 3円 | 3.5円 予想 |
| 年間合計 | 3円 | 3.5円 予想 |