短信要約
1. 要点(3行)
- 中国液晶市場の回復遅れとコスト増で減益: 主力のケミカルズ事業において、中国での液晶ディスプレイ関連の需要回復が緩慢な中、人件費や経費の増加が利益を圧迫し、四半期純利益は前年同期比16.0%減となった。
- 装置システム事業は大幅増収で赤字縮小: 設備関連の工事完成高が大きく寄与し、セグメント売上高は前年同期比47.5%増と急成長。営業赤字も前年の1.4億円から3,100万円へと大幅に改善した。
- 増配発表がポジティブサプライズ: 業績は減益着地ながら、期末配当予想を75円(株式分割考慮で実質増配)へと修正。不透明な環境下でも株主還元を強化する姿勢を示した。
2. 直近の業績と進捗率
2026年3月期 第3四半期(累計)の着地は以下の通りです。
- 売上高: 348.7億円(前年同期比0.9%減)
- 営業利益: 45.7億円(同8.6%減)
- 経常利益: 45.7億円(同9.3%減)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 33.2億円(同16.0%減)
通期計画(利益40億円)に対する進捗率:
- 純利益進捗率: 83.0%
- 分析: 前年同期の純利益進捗率は約90.4%(前年実績からの逆算)であったため、前年に比べると利益の積み上がりペースはやや鈍化しています。ただし、通期目標の40億円に対しては8割を超えており、計画達成に向けた射程圏内を維持しています。
3. セグメント別のモメンタム
- ケミカルズ事業(減速): 売上高322.9億円(3.5%減)。粘着剤製品は販売数量を維持したものの、原料価格下落に伴う中国市場での値下げ実施が響きました。また、光拡散用途の微粉体製品が在庫調整の影響を受けました。
続きで読める項目(スタンダードプラン以上)
- 🔒 直近の業績と進捗率
- 🔒 セグメント別のモメンタム
- 🔒 予想の修正と背景
- 🔒 キャッシュフローと財務の急変
- 🔒 経営陣のトーンと重要イベント
- 🔒 懸念点と不確実性
- 🔒 総評
上記の詳細分析はスタンダードプラン以上でご覧いただけます。
プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2025-04 〜 2025-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 348.7億円 | -0.9% | 352.0億円 |
| 営業利益 | 45.7億円 | -8.6% | 50.0億円 |
| 経常利益 | 45.8億円 | -9.3% | 50.5億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 33.2億円 | -16.0% | 39.6億円 |
| 包括利益 | 26.7億円 | -40.0% | 44.6億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 200.23円 | — | 238.74円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-12末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 551.5億円 | 541.1億円 |
| 純資産 | 396.6億円 | 380.0億円 |
| 自己資本比率 | 71.9% | 70.2% |
| 自己資本 | 396.6億円 | 380.0億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 485.0億円 | +1.8% |
| 営業利益 | 60.0億円 | -5.5% |
| 経常利益 | 59.0億円 | -6.9% |
| 当期純利益 | 40.0億円 | -8.6% |
| 1株当たり当期純利益 | 241.34円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 |
| 期末 | 125円 | 75円 予想 |
| 年間合計 | 125円 | 75円 予想 |