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日本農薬 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 営業利益の最高益更新と純利益の半減: ブラジルでの原価改善により営業利益は85.7億円(前期比15.3%増)と伸長したが、インド事業の不振に伴うのれんの減損損失計上により、純利益は23.5億円(同50.7%減)と明暗が分かれた。
  • 強気の配当政策: 純利益が大幅減益となったものの、2025年3月期の配当を前期の18円から22円へ増配し、さらに来期(2026年3月期)は25円への増配を予想。株主還元への強い姿勢が示された。
  • ブラジルの収益性向上とインドの苦戦: 主力の農薬事業において、ブラジルでの原材料価格下落によるマージン改善が利益を牽引する一方、インドでは天候不順や流通在庫の影響で販売が低迷し、減損を余儀なくされた。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の連結業績は以下の通りです。

  • 売上高: 999.6億円(前期比3.0%減)
  • 営業利益: 85.7億円(同15.3%増)
  • 経常利益: 70.8億円(同19.5%増)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 23.5億円(同50.7%減)

進捗と勢いの変化: 本決算のため通期計画(100%)に到達していますが、売上高はバイエル社向け原体販売の減少や海外の天候不順で足踏みした一方、利益面(営業・経常)ではブラジルの収益改善が寄与し、前年比で増益の勢いを維持しました。ただし、最終利益はインド子会社(Nichino India)に係る「のれんの減損」という一過性の巨額損失により、前年の勢いから急減速しています。

3. セグメント別のモメンタム

  • 農薬事業(勢い:ブラジル・欧州で堅調 / 減速:インド):

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 999.7億円 -3.0% 1030.3億円
営業利益 85.8億円 +15.3% 74.4億円
経常利益 70.9億円 +19.5% 59.3億円
当期純利益(親会社帰属) 23.6億円 -50.7% 47.8億円
包括利益 7.0億円 -91.9% 86.1億円
1株当たり当期純利益 30.06円 60.89円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 1522.2億円 1579.8億円
純資産 794.2億円 804.0億円
自己資本比率 50.8% 49.4%
自己資本 772.9億円 780.7億円
1株当たり純資産 987.63円 994.96円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 3.0% 6.4%
ROA(総資産経常利益率) 4.6% 4.0%
売上高営業利益率 8.6% 7.2%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 104.0億円 -3.4億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -3.5億円 -48.1億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -69.4億円 98.3億円
期末現金及び現金同等物残高 222.2億円 192.6億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 1075.0億円 +7.5%
営業利益 80.0億円 -6.7%
経常利益 72.0億円 +1.6%
当期純利益 48.0億円 +103.7%
1株当たり当期純利益 61.24円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 9円 10円
期末 9円 12円
配当性向:当期 73.2% / 前期 29.6% 純資産配当率:当期 2.2% / 前期 1.9%