短信要約
1. 要点(3行)
- 増収減益の着地: 売上高は値上げ浸透やマーケティング強化で前年同期比15.0%増と好調だが、円安・原材料高が重石となり、営業利益は9.9%減の7.18億円に留まった。
- 一時的要因による利益下押し: 前年同期に計上された年金資産の時価評価益(約1.1億円相当の押し上げ効果)の反落が主因であり、本業の進捗は概ね計画通り。
- 配当の増配継続: 利益減にもかかわらず、中間・期末ともに前年比1円ずつの増配(年間44円)を維持し、株主還元への強い姿勢を鮮明にした。
2. 直近の業績と進捗率
2025年12月期第2四半期(累計)の業績は以下の通りです。
- 売上高: 71.23億円(前年同期比 +15.0%)
- 営業利益: 7.18億円(同 -9.9%)
- 経常利益: 7.78億円(同 -5.8%)
- 中間純利益: 4.75億円(同 -13.9%)
【通期計画に対する進捗率】
- 売上高: 46.4%(前年同期の進捗率 約45.3%とほぼ同等)
- 営業利益: 48.3%(前年同期 約58.9%から低下) 利益の進捗率は前年に比べ鈍化していますが、これは前述の年金評価益という一過性要因が剥落したためです。会社側は「当初予想通りの水準」と評価しています。
3. セグメント別のモメンタム
同社は潤滑油販売の単一セグメントですが、販路・カテゴリー別に勢いの差が見られます。
- 勢いがある点: ホンダのワークスチーム「HRC」へのスポンサー契約を通じた「MotoGP」関連のブランディングが奏功し、二輪車用および四輪車用の高付加価値製品の販売が拡大。eコマースや小型・ハイブリッド車向けの低燃費オイルも、新車販売(前年比10%増)の回復を追い風に堅調です。
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今期累計実績
2025-01 〜 2025-06
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-01 〜 2024-06 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 71.2億円 | +15.0% | 61.9億円 |
| 営業利益 | 7.2億円 | -9.9% | 8.0億円 |
| 経常利益 | 7.8億円 | -5.8% | 8.3億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 4.8億円 | -13.9% | 5.5億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 20.71円 | — | 24.06円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-06末 | 2024-12末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 129.4億円 | 134.4億円 |
| 純資産 | 99.5億円 | 100.1億円 |
| 自己資本比率 | 76.9% | 74.5% |
| 自己資本 | 99.5億円 | 100.1億円 |
通期予想
2025-01 〜 2025-12
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 153.4億円 | +12.3% |
| 営業利益 | 14.9億円 | +9.9% |
| 経常利益 | 15.7億円 | +11.1% |
| 1株当たり当期純利益 | 43.84円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 19円 | 20円 |
| 期末 | 23円 | 24円 予想 |
| 年間合計 | 42円 | 44円 予想 |