短信要約
1. 要点(3行)
- 事業再編(MLCC・PPCの持分法化)により売上高は半減するも、営業利益は前期比30.5%増の1,125億円と大幅増益を達成。
- AI関連需要の拡大を背景に、スパッタリングターゲットや圧延銅箔等の「フォーカス事業」が伸長し、収益構造の転換が鮮明に。
- 2025年3月19日に東証プライムへ上場しENEOSグループから独立。有利子負債の削減とネットD/Eレシオ0.39倍への改善など財務基盤も強化。
2. 直近の業績と進捗率
2025年3月期(実績)の着地は以下の通りです。
- 売上高: 7,149億円(前期比52.7%減)
- 営業利益: 1,125億円(同30.5%増)
- 税引前利益: 1,075億円(同36.5%増)
- 親会社帰属当期利益: 683億円(同33.5%減)
進捗と勢いの変化: 本決算は通期実績のため、2025年3月期予想に対する達成率は概ね100%ですが、特筆すべきは営業利益の勢いです。前期(862億円)から263億円の増益となっており、特に情報通信材料セグメントでの在庫調整一巡とAIサーバー向け需要の取り込みが利益を押し上げました。一方、当期利益の減少は、前期に計上されたMLCC株式譲渡に伴う一過性の利益が剥落したことによるもので、本業の稼ぐ力は強化されています。
3. セグメント別のモメンタム
- 情報通信材料(勢い:大): 営業利益251億円(前期比242億円増)。AIサーバー向けの圧延銅箔や高機能銅合金の増販が大きく寄与。タツタ電線の連結化もプラス。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期実績
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2024-03 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 7149.4億円 | -52.7% | 15123.5億円 |
| 営業利益 | 1124.8億円 | +30.5% | 861.7億円 |
来期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 7400.0億円 | +3.5% |
| 営業利益 | 950.0億円 | -15.5% |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 第3四半期末 | — | 91.55円 |
| 期末 | 0円 | 18円 |