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JX金属

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5016 プライム

JX金属株式会社(現:JX金属株式会社)は、半導体や情報通信分野に不可欠な銅やレアメタルを主原料とした先端素材の開発・製造・販売を行うグローバル企業です。主な製品は、世界シェア64%(2023年実績)を誇る半導体用スパッタリングターゲットや、世界シェア78%のFPC用圧延銅箔です。2025年3月19日に東京証券取引所プライム市場へ上場し、ENEOSホールディングスの連結子会社から、持分法適用関連会社(持分比率42.38%)へと独立性を高めた体制に移行しました。競合環境としては、先端素材分野での技術差別化を強みとする一方、基礎材料(製錬)分野ではアジア圏の製錬所増設による競争激化に直面しています。

市場ポジション

プライム市場 / 非鉄金属

市場内 業種内

最新の有価証券報告書サマリー

出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-25 提出)

収益性

営業利益率

15.7%

≧10%が優良

ROA

8.6%

≧5%が優良

ROE

11.0%

≧10%が優良

ROIC

9.1%

≧7%が優良

成長性

売上高成長率

-52.7%

≧10%が優良

営業利益成長率

30.5%

≧10%が優良

EPS成長率

-33.5%

≧10%が優良

3行解説

  • 生成AI関連の需要増と円安を背景に、情報通信材料セグメントが大幅増益を達成し、全体の利益成長を牽引。
  • 主要な製錬・鉱山子会社(PPC、MLCC)の非連結化に伴い売上高は半減したが、高収益な「フォーカス事業」への資源集中が鮮明化。
  • IPOを経て独立経営に移行し、タツタ電線の完全子会社化や次世代半導体材料(CVD・ALD)への投資など、技術立脚型経営への転換を加速。

最新の決算短信サマリー

出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-11 16:10 提出)

進捗

1Q
営業利益
+21.8%
売上高
+12.1%
2Q
営業利益
+2.8%
売上高
+17.6%
3Q
営業利益
+44.8%
売上高
+18.9%
通期
営業利益
+55.5%
売上高
+23.7%

3行解説

  • AI関連投資の拡大を背景とした半導体材料の増販と、銅価の上昇、円安影響により、営業利益が前期比55.5%増の1,750億円と大幅な増益を達成した。
  • 株主還元方針を「配当性向25%程度かつ下限20円」へ引き上げるとともに、総額約2,500億円規模の自己株式公開買付け(TOB)の実施を決定。
  • 東邦チタニウムの完全子会社化やひたちなか工場の開業など、成長事業である「フォーカス事業」への資源集中とポートフォリオ変革を加速させている。

決算短信と発表後の株価反応

株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)

提出日 決算短信 営業利益 前年同期比 当日 1週間 1ヶ月 2ヶ月
2026-05-11 2026年3月期 通期 +55.5%
2026-02-10 2026年3月期 第3四半期 +44.8% +1.4% +20.9% +53.5%
2025-11-11 2026年3月期 第2四半期 +2.8% -0.3% -15.6% -14.7% +7.0%
2025-08-05 2026年3月期 第1四半期 +21.8% +1.1% +9.4% +63.2% +143.8%
2025-05-09 2025年3月期 通期 +30.5% -0.2% -0.8% -9.5% -1.2%