短信要約
1. 要点(3行)
- 本業の収益性は大幅改善: 売上高は1.4%減と横ばいながら、価格転嫁の進展と販管費抑制により営業利益は9.49億円(前年同期比41.5%増)と急伸した。
- 営業外の為替差損が利益を圧迫: 前年同期の1.49億円の「為替差益」から1.79億円の「為替差損」へ転じたことで、経常利益・純利益は前年割れでの着地。
- セグメント別の明暗が鮮明: 日本・中国が構造改革や高付加価値品(データセンター向け等)で増益を牽引する一方、北米・東南アジアは自動車生産減の影響を強く受けた。
2. 直近の業績と進捗率
2026年2月期第2四半期(中間期)の連結実績は以下の通りです。
- 売上高: 168.65億円(前年同期比1.4%減、通期計画365億円に対する進捗率 46.2%)
- 営業利益: 9.49億円(同41.5%増、通期計画17.5億円に対する進捗率 54.2%)
- 経常利益: 9.22億円(同4.5%減、通期計画21億円に対する進捗率 43.9%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益: 5.06億円(同12.1%減、通期計画13億円に対する進捗率 38.9%)
勢いの変化: 営業利益ベースでは通期計画の半分を上回る進捗を見せており、前年同期(進捗率38.3%:2025年2月期実績より算出)と比較しても非常に力強い足取りです。ただし、為替要因による営業外費用の拡大が、最終利益の進捗を鈍化させています。
3. セグメント別のモメンタム
- 日本(勢い:強): 外部顧客売上107.88億円(0.1%減)。自動車向けは低調ですが、データセンター用ハードディスク表面潤滑剤やポリスチレン可塑剤用途の需要が回復。価格是正によりセグメント利益は5.83億円(55.4%増)と大幅に改善。
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今期累計実績
2025-03 〜 2025-08
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-03 〜 2024-08 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 168.7億円 | -1.4% | 171.0億円 |
| 営業利益 | 9.5億円 | +41.5% | 6.7億円 |
| 経常利益 | 9.2億円 | -4.5% | 9.7億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 5.1億円 | -12.1% | 5.8億円 |
| 包括利益 | -4.4億円 | — | 18.8億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 55.15円 | — | 62.77円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-08末 | 2025-02末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 365.7億円 | 383.0億円 |
| 純資産 | 243.4億円 | 250.1億円 |
| 自己資本比率 | 57.8% | 56.6% |
| 自己資本 | 211.4億円 | 216.8億円 |
| 1株当たり純資産 | 2,303.99円 | 2,364.63円 |
通期予想
2025-03 〜 2026-02
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 365.0億円 | +6.2% |
| 営業利益 | 17.5億円 | +25.8% |
| 経常利益 | 21.0億円 | +15.3% |
| 当期純利益 | 13.0億円 | +28.3% |
| 1株当たり当期純利益 | 141.69円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 20円 | 20円 |
| 期末 | 25円 | 25円 予想 |
| 年間合計 | 45円 | 45円 予想 |