短信要約
1. 要点(3行)
- 実態は増益基調: 在庫影響による評価損(848億円)で営業利益は前年同期比21.7%減となったが、在庫影響を除いた営業利益は3,873億円(前年同期比517億円増)と堅調に推移。
- 高付加価値事業の躍進: 機能材セグメントが需要回復とマージン拡大で大幅増益(前年同期比160%増)となり、石油製品の構造的な需要減を補完する成長を見せた。
- 戦略的ポートフォリオ転換の加速: 連結子会社であるJX金属の上場承認(2025年2月14日)が発表され、資本効率重視の経営に向けた「持分法適用会社化」という大きな節目を迎えた。
2. 直近の業績と進捗率
2025年3月期 第3四半期(累計)の連結業績は以下の通りです。
- 売上高: 9兆6,059億円(前年同期比6.2%減)
- 営業利益: 3,025億円(同21.7%減)
- 親会社の所有者に帰属する四半期利益: 1,707億円(同17.4%減)
【通期計画に対する進捗率】
- 売上高: 68.6%
- 営業利益: 72.0%
- 当期利益: 77.6%
- 在庫影響除き営業利益: 3,873億円(通期予想4,200億円に対し進捗率92.2%)
在庫影響を除いたベースでは進捗率が極めて高く、通期計画の達成可能性は非常に高い(あるいは保守的)と言えます。前年同期の進捗と比較しても、石油製品の在庫評価損を除けば事業の勢いは増しています。
3. セグメント別のモメンタム
- 石油製品ほか(減速・市況悪化): 営業利益734億円(前年比1,347億円減)。国内需要の構造的減少(販売数量2.5%減)に加え、在庫影響が利益を押し下げ。
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今期累計実績
2024-04 〜 2024-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2023-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 96059.4億円 | -6.2% | 102453.1億円 |
| 営業利益 | 3024.6億円 | -21.7% | 3863.2億円 |
通期予想
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 140000.0億円 | +1.0% |
| 営業利益 | 4200.0億円 | -9.7% |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 11円 | 13円 |
| 期末 | 11円 | 13円 予想 |
| 年間合計 | 22円 | 26円 予想 |