短信要約
1. 要点(3行)
- JX金属の上場と非連結化が最大のトピック: 2025年3月19日の上場に伴い連結除外(持分法適用会社化)となり、売却関連収益2,295億円を計上した一方で、資産・負債ともに1兆円規模の減少という財務構造の劇的変化が生じた。
- 本業は在庫影響とマージン悪化で大幅減益: 継続事業の営業利益は1,061億円(前期比72.2%減)。在庫影響を除いた実質的な営業利益も1,637億円(同1,460億円の減益)と、石油製品のマージン悪化や減損損失が響いた。
- 大幅増配と構造改革への自信: 足元の利益は苦戦したものの、次期配当を年間30円(前期比4円増)と予想。石油事業の依存度を下げ、電気・機能材セグメントが黒字化・増益に転じるなど、事業ポートフォリオの転換が数値に表れ始めている。
2. 直近の業績と進捗率
2025年3月期の連結決算は以下の通りです。
- 売上高: 12兆3,225億円(前期比0.2%減)
- 営業利益: 1,061億円(前期比72.2%減)
- 税引前利益: 882億円(前期比76.0%減)
- 親会社の所有者に帰属する当期利益: 2,261億円(前期比21.5%減)
進捗と勢いの変化: 本決算のため通期計画に対する達成度で見ると、在庫影響を除いた実質営業利益(1,637億円)は、石油製品セグメントでの減損損失やマージン圧縮により、期中の想定を下回る厳しい着地となりました。ただし、非継続事業(JX金属)からの当期利益が2,296億円と大きく貢献し、最終利益ベースでは底堅さを維持しました。
3. セグメント別のモメンタム
- 石油製品ほか(減速): 営業損失507億円(前期比3,125億円の減益)。在庫影響による損失576億円に加え、金利上昇に伴う「統合のれん」の減損損失、構造的な国内需要減(販売数量4.2%減)が直撃しました。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期実績
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2024-03 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 123224.9億円 | -0.2% | 123445.6億円 |
| 営業利益 | 1060.9億円 | -72.2% | 3814.1億円 |
来期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 117000.0億円 | -5.1% |
| 営業利益 | 3600.0億円 | +239.3% |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 11円 | 13円 |
| 期末 | 11円 | 13円 |