短信要約
1. 要点(3行)
- 純利益の大幅黒字転換: 前年同期に計上したロシア事業撤退に伴う巨額損失(関係会社株式売却損など)が剥落し、親会社株主に帰属する四半期純利益は66億円と、前年同期の210億円の赤字から劇的に回復した。
- 電子事業が牽引する成長シナリオ: 戦略事業の「電子」が、EUV露光用フォトマスクブランクスの堅調な出荷とディスプレイ用ガラスの回復により、営業利益で前年同期比約2倍(140億円)と好調。
- ライフサイエンスと欧州建築ガラスが重石: ライフサイエンス事業での生産不具合や新拠点稼働に伴うコスト増、欧州での建築用ガラス価格下落により、営業利益の進捗は通期計画に対しややスロースタート。
2. 直近の業績と進捗率
2025年12月期 第1四半期(1-3月)の業績は以下の通り。
- 売上高: 4,996億円(前年同期比 +0.2%)
- 営業利益: 258億円(同 +7.0%)
- 税引前四半期利益: 170億円(前年同期は63億円の損失)
- 通期計画に対する進捗率:
- 売上高:23.2%(通期予想2兆1,500億円に対し)
- 営業利益:17.2%(通期予想1,500億円に対し)
- 親会社株主帰属利益:8.3%(通期予想800億円に対し)
前年同期の営業利益進捗(2024年12月期1Qは通期実績1,288億円に対し約18.7%)と比較しても、足元の進捗率はやや低め。特に利益面では、通期目標達成に向けて第2四半期以降の電子事業の更なる積み上げとライフサイエンスの立て直しが不可欠な状況。
3. セグメント別のモメンタム
- 電子 (勢い:強): 営業利益は140億円(前年同期比+68億円)。EUV関連の半導体部材が好調を維持し、液晶用ガラスの出荷増も寄与。為替の円安推移も追い風。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2025-01 〜 2025-03
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-01 〜 2024-03 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 4995.8億円 | +0.2% | 4987.4億円 |
| 営業利益 | 258.4億円 | +7.0% | 241.4億円 |
通期予想
2025-01 〜 2025-12
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 21500.0億円 | +4.0% |
| 営業利益 | 1500.0億円 | +19.2% |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 105円 | 105円 予想 |
| 期末 | 105円 | 105円 予想 |
| 年間合計 | 210円 | 210円 予想 |