株式会社Fusicは、クラウド、AI、IoT等の先端技術を駆使し、クライアントのデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するテクノロジーカンパニーです。
- 事業内容: 「DX事業」の単一セグメント。受託開発の「クロステクノロジーサービス」、AWSの再販・保守を行う「MSPサービス」、自社SaaS提供の「その他サービス」の3本柱で構成されます。
- 主要製品・サービス: 360度評価支援システム「360(さんろくまる)」、学校向け連絡網サービス「sigfy(シグフィー)」など。
- 主要顧客: 株式会社まちのわ(売上比率18.8%)、株式会社内田洋行(同11.6%)。
- 競合環境: 特定の技術に特化した専業ベンダーとは異なり、複数の先端技術を融合させる「技術結合力」を強みに、大手SIerや中堅システム開発会社と競合しつつ、プライム案件(直接受託)中心の展開で差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-06 期末、2025-09-24 提出)収益性
営業利益率
13.9%
≧10%が優良
ROA
18.0%
≧5%が優良
ROE
18.4%
≧10%が優良
ROIC
16.9%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
8.5%
≧10%が優良
営業利益成長率
30.7%
≧10%が優良
EPS成長率
23.0%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高19.5億円(前期比8.5%増)、営業利益2.7億円(同30.7%増)と増収増益。高単価な大型案件の獲得とSaaS製品の伸長が利益を押し上げた。
- 「AI-Nativeな開発プロセス」への移行と、宇宙産業向けソフトウェア市場への参入を成長の柱に据え、九州圏の非テック企業のM&Aも視野に入れる。
- 自己資本比率72.4%、ROE 18.4%と財務健全性と収益性を両立。無配を継続する一方、機動的な自社株買い(約2,800万円)を実施。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-06 第3四半期 、2026-05-12 16:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 0.6億円 / 予想: 0.0億円
+81.3%
売上高
実績: 5.3億円 / 予想: 23.3億円
+20.6%
2Q
営業利益
実績: 1.0億円 / 予想: 0.0億円
-21.1%
売上高
実績: 10.9億円 / 予想: 23.3億円
+16.9%
3Q
営業利益
実績: 1.3億円 / 予想: 0.1億円
-41.7%
売上高
実績: 17.8億円 / 予想: 23.5億円
+22.2%
3行解説
- 生成AIやAWSリセール等の需要を捉え、売上高は17.81億円(前年同期比22.1%増)と大幅な増収を達成。
- 「投資の年」として生成AI、人材、宇宙分野、広告宣伝へ積極投資を行い、営業利益は1.30億円(同41.5%減)の減益。
- 通期業績予想を上方修正したものの、第3四半期時点の利益が通期計画を大幅に超過しており、第4四半期に集中投資を継続する姿勢。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-12 | 2026年6月期 第3四半期 | -41.7% | — | — | — | — |
| 2026-02-13 | 2026年6月期 第2四半期 | -21.1% | -1.0% | -1.4% | +1.8% | — |
| 2025-11-12 | 2026年6月期 第1四半期 | +81.3% | +0.6% | -6.6% | -21.1% | -12.3% |
| 2025-08-12 | 2025年6月期 通期 | +30.4% | -1.4% | -5.2% | -8.4% | +12.7% |
| 2025-05-12 | 2025年6月期 第3四半期 | +8.3% | +6.8% | -10.1% | -16.5% | -11.4% |
| 2025-02-10 | 2025年6月期 第2四半期 | +7.9% | +7.6% | -6.4% | -5.8% | -12.0% |
有価証券報告書
2025-09-24 有価証券報告書-第22期(2024/07/01-2025/06/30)