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日本特殊陶業 事業分析

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有価証券報告書(2025-03 期末)・連結

企業解説

1. 企業概要

日本特殊陶業株式会社(英文名:Niterra Co., Ltd.)は、世界シェアトップクラスのスパークプラグおよび自動車用センサを展開する「自動車関連事業」を主軸とする企業です。このほか、産業用セラミックや半導体パッケージ、医療用酸素濃縮装置を扱う「セラミック事業」、さらに燃料電池(SOFC)等の「新規事業」を展開しています。内燃機関関連の依存度を下げるべく、2023年4月より「Niterra」へ商号変更し、非内燃機関事業の拡大を急いでいます。

2. 要点(3行)

  • 自動車関連事業の堅調な補修用販売と円安効果により、売上収益6,529億円(前期比6.3%増)、営業利益1,296億円(同20.5%増)と大幅な増益を達成。
  • 株主還元を強化しており、DOE 4%を下限とする方針のもと年間配当178円を実施し、約100億円の自社株買いと大規模な消却(492万株)を完了。
  • 成長投資として東芝マテリアルの買収(約1,230億円)を決定し、電気自動車(EV)向け窒化ケイ素部材など非内燃機関領域へのポートフォリオ転換を加速。

3. 業績・収益性のトレンド

売上収益は6,529.93億円(前期比6.3%増)、営業利益は1,296.60億円(同20.5%増)と増収増益でした。増益の主因は、自動車関連事業における補修用製品の好調な販売と、インフレに伴う価格転嫁の進展、および円安による利益押し上げ効果です。

続きで読める項目(スタンダードプラン以上)

  • 🔒 業績・収益性のトレンド
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  • 🔒 キャッシュフローの質
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市場ポジション

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業績チャート

成長性の軌跡

● 売上高(棒、左軸) ● 当期純利益(折れ線、左軸) ● 経常利益率(折れ線、右軸)

資本効率の解剖

ROE

デュポン分解(ROE = 純利益率 × 総資産回転率 × 財務レバレッジ)

還元と評価

■ EPS 1株当たり純利益(棒・左軸) ■ DPS 1株当たり配当(棒・左軸) ● PBR 株価純資産倍率(折れ線・右軸) DPS÷EPS=配当性向

キャッシュフローの質

■ 営業CF(棒・正側) ■ 投資CF(棒・負側) ■ 財務CF(棒・負側に積み上げ) ● 当期純利益(折れ線)

財務諸表

経営指標

項目 2021年03月期2022年03月期2023年03月期2024年03月期2025年03月期
連結経営指標等
売上収益 4275.5億円 4917.3億円 5625.6億円 6144.9億円 6529.9億円
税引前利益又は税引前損失(△) 520.0億円 836.4億円 933.8億円 1171.8億円 1333.1億円
当期利益又は当期損失(△):親会社の所有者に帰属 383.7億円 602.0億円 662.9億円 826.5億円 926.3億円
当期包括利益 645.0億円 822.8億円 737.2億円 1169.4億円 813.2億円
親会社の所有者に帰属する持分 4488.3億円 5143.2億円 5636.8億円 6376.8億円 6745.7億円
総資産額 7712.9億円 8231.8億円 9031.0億円 9757.2億円 9909.7億円
1株当たり親会社所有者帰属持分 2,206.18円/株 2,530.01円/株 2,772.61円/株 3,181.33円/株 3,399.43円/株
基本的1株当たり利益又は損失(△) 188.59円/株 296.04円/株 326.09円/株 409.47円/株 466.34円/株
希薄化後1株当たり利益又は損失(△)
親会社所有者帰属持分比率 58.2% 62.5% 62.4% 65.4% 68.1%
親会社所有者帰属持分利益率 9.1% 12.5% 12.3% 13.8% 14.1%
株価収益率 1010.0% 670.0% 840.0% 1240.0% 970.0%
営業活動によるキャッシュ・フロー 634.0億円 719.1億円 693.0億円 1181.8億円 1329.2億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -425.2億円 102.3億円 -373.8億円 -921.6億円 -342.5億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 281.7億円 -538.3億円 -17.7億円 -574.5億円 -710.0億円
現金及び現金同等物 1395.2億円 1725.8億円 2016.3億円 1806.8億円 2081.9億円
従業員数 1639100.0% 1614500.0% 1624700.0% 1598000.0% 1564400.0%

貸借対照表

項目 前期当期
財政状態計算書
資産 9757.2億円 9909.7億円
流動資産 5641.5億円 5885.2億円
非流動資産 4115.7億円 4024.5億円
資産 9757.2億円 9909.7億円
負債及び資本 9757.2億円 9909.7億円
負債 3374.2億円 3162.4億円
資本 6383.0億円 6747.2億円
負債及び資本 9757.2億円 9909.7億円

損益計算書

項目 前期当期
損益計算書
収益合計 6144.9億円 6529.9億円
売上原価 3882.9億円 3948.9億円
売上総利益 2261.9億円 2581.0億円
販売費及び一般管理費 1228.7億円 1336.4億円
持分法による投資損益 14.0億円 10.7億円
その他収益 46.7億円 56.8億円
その他費用 18.0億円 15.4億円
営業利益(△損失) 1075.9億円 1296.6億円
金融収益 130.0億円 107.9億円
金融費用 34.0億円 71.4億円
税引前利益(△損失) 1171.8億円 1333.1億円
法人所得税費用 348.1億円 405.3億円
当期利益(△損失) 823.8億円 927.8億円
当期利益(△損失)の帰属
1株当たり当期利益(△損失)

キャッシュフロー計算書

項目 前期当期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー 1181.8億円 1329.2億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -921.6億円 -342.5億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -574.5億円 -710.0億円
現金及び現金同等物に係る為替変動の影響額 80.4億円 2.2億円
換算差額を加算後の増減額及び換算差額がない場合の増減額に用いる。 -233.8億円 279.0億円
現金及び現金同等物 1806.8億円 2081.9億円
売却目的で保有する資産への振替に伴う現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 24.4億円 -4.0億円
現金及び現金同等物 1806.8億円 2081.9億円