日本特殊陶業株式会社(英文名:Niterra Co., Ltd.)は、世界シェアトップクラスのスパークプラグおよび自動車用センサを展開する「自動車関連事業」を主軸とする企業です。このほか、産業用セラミックや半導体パッケージ、医療用酸素濃縮装置を扱う「セラミック事業」、さらに燃料電池(SOFC)等の「新規事業」を展開しています。内燃機関関連の依存度を下げるべく、2023年4月より「Niterra」へ商号変更し、非内燃機関事業の拡大を急いでいます。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-24 提出)収益性
営業利益率
19.9%
≧10%が優良
ROA
13.2%
≧5%が優良
ROE
14.1%
≧10%が優良
ROIC
10.9%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
6.3%
≧10%が優良
営業利益成長率
20.5%
≧10%が優良
EPS成長率
13.9%
≧10%が優良
3行解説
- 自動車関連事業の堅調な補修用販売と円安効果により、売上収益6,529億円(前期比6.3%増)、営業利益1,296億円(同20.5%増)と大幅な増益を達成。
- 株主還元を強化しており、DOE 4%を下限とする方針のもと年間配当178円を実施し、約100億円の自社株買いと大規模な消却(492万株)を完了。
- 成長投資として東芝マテリアルの買収(約1,230億円)を決定し、電気自動車(EV)向け窒化ケイ素部材など非内燃機関領域へのポートフォリオ転換を加速。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-04-30 15:40 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 338.5億円 / 予想: 1300.0億円
-13.5%
売上高
実績: 1699.3億円 / 予想: 6880.0億円
+2.7%
2Q
営業利益
実績: 719.9億円 / 予想: 1300.0億円
-0.4%
売上高
実績: 3511.7億円 / 予想: 6880.0億円
+8.2%
3Q
営業利益
実績: 1109.1億円 / 予想: 1300.0億円
+7.3%
売上高
実績: 5260.6億円 / 予想: 6880.0億円
+8.3%
通期
営業利益
実績: 1381.6億円 / 予想: 未開示
+6.6%
売上高
実績: 7312.1億円 / 予想: 未開示
+12.0%
3行解説
- 2026年3月期の売上収益は前期比12.0%増の7,312億円と過去最高を更新し、主力の自動車関連事業が堅調に推移したほか、戦略的M&Aが収益規模を押し上げた。
- 東芝マテリアル(現:Niterra Materials)の連結化によりコンポーネント・ソリューション事業が大幅増収となった一方、CAIRE社の減損損失計上が利益面の重石となった。
- 2027年3月期は売上高7,900億円、営業利益1,500億円の増収増益を見込むが、金融収益の剥落等により税引前利益ベースでは9.4%の減益を計画している。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-30 | 2026年3月期 通期 | +6.6% | -0.4% | — | — | — |
| 2026-01-30 | 2026年3月期 第3四半期 | +7.3% | -0.5% | -6.3% | +6.6% | +8.5% |
| 2025-10-31 | 2026年3月期 第2四半期 | -0.4% | -0.2% | +4.3% | +4.0% | +6.2% |
| 2025-07-31 | 2026年3月期 第1四半期 | -13.5% | +0.7% | -5.5% | -2.1% | +4.1% |
| 2025-04-30 | 2025年3月期 通期 | +20.5% | -2.5% | +5.9% | -2.9% | -1.6% |
| 2025-01-31 | 2025年3月期 第3四半期 | +17.6% | -0.2% | -9.2% | -10.7% | -8.0% |
有価証券報告書
2025-06-24 有価証券報告書-第125期(2024/04/01-2025/03/31)