短信要約
1. 要点(3行)
- 営業利益は前年同期比34.2%減の96.9億円と大幅減益。国内の出荷減とコスト増、海外の赤字継続が響いた。
- 純利益は保険金等の特別利益(計34.7億円)の計上により、進捗率76.1%と通期計画に対し表面上は順調な着地。
- 国内建設市場の人手不足や中国産鋼材の流入によるアジア市況悪化など、外部環境の厳しさが本業の利益を圧迫している。
2. 直近の業績と進捗率
2025年3月期 第3四半期(累計)の業績は以下の通りです。
- 売上高: 2,403.9億円 (前年同期比 +1.2%)
- 営業利益: 96.9億円 (同 -34.2%)
- 経常利益: 98.9億円 (同 -33.4%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 91.3億円 (同 -21.0%)
通期計画に対する進捗率と分析:
- 営業利益進捗率: 64.7%
- 純利益進捗率: 76.1% 営業利益の進捗は、単純計算の75%を大きく下回っており、前年同期(営業利益147.4億円)と比較しても勢いの衰えが顕著です。純利益が高い進捗を示しているのは、米国拠点の火災に係る保険金受領などの一過性要因によるもので、本業の収益力には不透明感が漂います。
3. セグメント別のモメンタム
- 国内鉄鋼事業(減速): 売上高1,085.9億円(前年同期比9.4%減)、営業利益125.9億円(同31.1%減)。建設現場の人手不足や猛暑による工期遅延で、出荷量が前年同期比9.6万トン減(約8.1%減)の109.1万トンに落ち込みました。マージン(売買価格差)は拡大させたものの、出荷減に伴う固定費負担増と人件費・運賃の上昇が利益を削っています。
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今期累計実績
2024-04 〜 2024-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2023-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 2404.0億円 | +1.2% | 2374.9億円 |
| 営業利益 | 97.0億円 | +34.2% | 147.5億円 |
| 経常利益 | 98.9億円 | +33.4% | 148.6億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 91.3億円 | +21.0% | 115.7億円 |
| 包括利益 | 77.0億円 | +52.1% | 160.5億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 210.2円 | — | 266.23円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2024-12末 | 2024-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 3401.9億円 | 3542.2億円 |
| 純資産 | 2038.2億円 | 2014.3億円 |
| 自己資本比率 | 58.2% | 54.9% |
| 自己資本 | 1980.4億円 | 1946.4億円 |
通期予想
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 3230.0億円 | +0.6% |
| 営業利益 | 150.0億円 | +28.8% |
| 経常利益 | 150.0億円 | +28.7% |
| 当期純利益 | 120.0億円 | +13.2% |
| 1株当たり当期純利益 | 276.12円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 15円 | 30円 |
| 期末 | 75円 | 60円 予想 |
| 年間合計 | 90円 | 90円 予想 |
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