短信要約
1. 要点(3行)
- Q1は大幅営業増益も通期は下方修正: 営業利益は海外事業の黒字化により前年同期比39.2%増と急伸したが、国内建設需要の低迷を受け、早くも通期計画を下方修正した。
- 国内鉄鋼の数量減が深刻: 人手不足や建設コスト上昇による工事遅延が響き、国内製品出荷量は前年同期比8.5%減の34.7万トンと低迷。スプレッド拡大でも補えない減収・減益となった。
- 海外事業のV字回復: 前年同期の17.9億円の赤字から5.9億円の黒字へ転換。ベトナムのインフラ需要回復や北米拠点の採算改善が、国内の苦戦を下支えする構図となっている。
2. 直近の業績と進捗率
2026年3月期第1四半期(Q1)の連結業績は、売上高741億5,200万円(前年同期比5.3%減)、営業利益43億200万円(同39.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益27億2,400万円(同3.5%増)となりました。
通期修正計画(営業利益170億円)に対する進捗率:
- 営業利益進捗率:25.3%
- 前年同期の進捗率は約20.2%(前年Q1実績30.9億円/前年通期実績153.3億円)であり、進捗率の数値自体は前年を上回っています。しかし、これは通期計画を当初の190億円から170億円へ下方修正した結果であり、手放しで順調とは言えない状況です。
3. セグメント別のモメンタム
- 国内鉄鋼事業(減速): 売上高326億8,700万円(14.5%減)、営業利益39億6,800万円(15.3%減)。鉄スクラップ価格の下落幅(10.1千円/t)が製品価格の下落幅(6.9千円/t)を上回り、売買価格差は3.2千円/t拡大しましたが、出荷数量の大幅な落ち込みが利益を押し下げました。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-06
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-06 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 741.5億円 | +5.3% | 782.9億円 |
| 営業利益 | 43.0億円 | +39.2% | 30.9億円 |
| 経常利益 | 40.7億円 | +5.3% | 38.6億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 27.2億円 | +3.5% | 26.3億円 |
| 包括利益 | 3.7億円 | — | 46.0億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 62.69円 | — | 60.57円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-06末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 3417.9億円 | 3528.3億円 |
| 純資産 | 2061.8億円 | 2091.6億円 |
| 自己資本比率 | 58.6% | 57.5% |
| 自己資本 | 2003.7億円 | 2029.9億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 3230.0億円 | +0.0% |
| 営業利益 | 170.0億円 | +10.9% |
| 経常利益 | 160.0億円 | +1.6% |
| 当期純利益 | 105.0億円 | +2.7% |
| 1株当たり当期純利益 | 241.61円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 30円 | 30円 予想 |
| 期末 | 60円 | 60円 予想 |
| 年間合計 | 90円 | 90円 予想 |
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