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大阪製鐵 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 本業は大幅減益も純利益は微増: 電力料や物流費の高騰が響き、営業利益は53.28億円(前年比24.0%減)と苦戦したが、固定資産売却益の計上や税金費用の調整により、親会社株主に帰属する当期純利益は32.27億円(同3.4%増)を確保した。
  • 空前の大規模な株主還元: 自己株式の公開買付け(TOB)により、発行済株式総数の約23%にあたる220.5億円(900万株)の自社株買いを2025年4月に実施。資本効率改善への強い姿勢を見せた。
  • 次期予想は「利益半減」の弱気見通し: 2026年3月期の経常利益予想は25億円(前年比49.1%減)と極めて厳しい。一過性の為替差益等の剥落に加え、建設需要の低迷とコスト増が続く「踊り場」の局面が鮮明となった。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期(通期)の連結着地は以下の通り。

  • 売上高: 1,164.24億円(前年比0.6%減)
  • 営業利益: 53.28億円(同24.0%減)
  • 経常利益: 49.11億円(同22.1%減)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 32.27億円(同3.4%増)

分析: 当期実績は、期初想定を下回る着地となった。特に営業利益の減少幅が大きく、売上高営業利益率は前年の6.0%から4.6%へと低下。主原料の鉄スクラップ価格は低下したものの、電力料金改定や2024年物流問題に伴うコスト増を製品価格へ十分に転嫁しきれなかった勢いの衰えが見られる。

3. セグメント別のモメンタム

  • 国内事業(減速): 主要需要先である建設業界が、資機材価格上昇と人手不足により低迷。鋼材売上数量は104.7万トン(前期比0.4万トン減)と微減に留まったが、電力料等のコストアップが利益を圧迫している。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 1164.2億円 -0.6% 1171.3億円
営業利益 53.3億円 -24.0% 70.1億円
経常利益 49.1億円 -22.1% 63.0億円
当期純利益(親会社帰属) 32.3億円 +3.4% 31.2億円
包括利益 49.9億円 +120.8% 22.6億円
1株当たり当期純利益 82.94円 80.21円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 2034.8億円 2047.4億円
純資産 1582.1億円 1543.9億円
自己資本比率 76.7% 74.3%
自己資本 1560.0億円 1521.9億円
1株当たり純資産 4,008.25円 3,910.35円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 2.1% 2.1%
ROA(総資産経常利益率) 2.4% 3.0%
売上高営業利益率 4.6% 6.0%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 76.1億円 -10.7億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -58.8億円 -29.2億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -14.7億円 -166.3億円
期末現金及び現金同等物残高 441.4億円 431.1億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 1200.0億円 +3.0%
営業利益 51.0億円 -4.3%
経常利益 25.0億円 -49.1%
当期純利益 14.0億円 -56.6%
1株当たり当期純利益 46.79円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 10円 15円
期末 14.5円 19円
配当性向:当期 41.0% / 前期 30.5% 純資産配当率:当期 0.8% / 前期 0.6%