短信要約
1. 要点(3行)
- 業績急悪化による赤字転落: 国内の建設需要低迷に加え、インドネシア事業の苦戦、為替変動の影響等により、第1四半期の経常損益は15.8億円の赤字(前年同期は35.2億円の黒字)へ転落。
- 通期予想の大幅下方修正と無配転落: 通期の経常利益予想を0円(前期比100%減)に、配当予想も年間34円から「無配」へと衝撃的な修正を発表。
- 巨額の自己株式取得と財務の変化: 4月に220億円の自己株式取得を実施したことで、純資産が約244億円減少し、現預金・預け金合計も約285億円圧縮されるなど財務構造が大きく変化。
2. 直近の業績と進捗率
2026年3月期第1四半期(1Q)の連結業績は以下の通りです。
- 売上高: 257.71億円(前年同期比18.5%減)
- 営業利益: △4.75億円(前年同期は21.51億円の黒字)
- 経常利益: △15.86億円(前年同期は35.26億円の黒字)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: △14.85億円(前年同期は23.17億円の黒字)
通期計画(修正後)に対する進捗率:
- 売上高(計画1,050億円):24.5%
- 経常利益(計画0円):(赤字のため算出不能)
- 純利益(計画△8億円):(すでに計画以上の14.8億円の赤字を計上)
前年同期の売上進捗率は約27%(通期実績1,164億円に対し316億円)であったのと比較し、今期は売上の勢いが鈍化しているだけでなく、利益面では1Q時点で通期の赤字見通しを上回る損失を出しており、極めて厳しいスタートとなっています。
3. セグメント別のモメンタム
報告セグメントは単一ですが、地域別の動向に顕著な差が出ています。
- 国内(減速): 主要需要先である建設業界が資機材高騰や人手不足で低迷。鋼材売上数量は23.9万トン(前年同期28万トン)へ減少。電力価格や物流費の上昇に加え、為替変動による一時的な損益悪化が直撃しています。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-06
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-06 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 257.7億円 | -18.5% | 316.3億円 |
| 営業利益 | -4.8億円 | — | 21.5億円 |
| 経常利益 | -15.9億円 | — | 35.3億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | -14.8億円 | — | 23.2億円 |
| 包括利益 | -16.6億円 | — | 21.8億円 |
| 1株当たり当期純利益 | -49.66円 | — | 59.55円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-06末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 1713.5億円 | 2034.8億円 |
| 純資産 | 1337.5億円 | 1582.1億円 |
| 自己資本比率 | 76.8% | 76.7% |
| 自己資本 | 1315.3億円 | 1559.9億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 1050.0億円 | -9.8% |
| 営業利益 | 18.0億円 | -66.2% |
| 経常利益 | 0円 | -100.0% |
| 当期純利益 | -8.0億円 | — |
| 1株当たり当期純利益 | -26.74円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 15円 | 0円 予想 |
| 期末 | 19円 | 0円 予想 |
| 年間合計 | 34円 | 0円 予想 |