短信要約
1. 要点(3行)
- 業績悪化と赤字転落: 国内建設需要の低迷と原料スクラップ価格の上昇、インドネシア事業の苦戦により、第3四半期累計の営業損益は2.5億円の赤字(前年同期は33.6億円の黒字)に転落した。
- インドネシア事業からの撤退決定: 連結子会社PT. KRAKATAU OSAKA STEEL(KOS)の事業停止と撤退を1月23日に発表。長年の赤字構造に歯止めをかける決断を下したが、撤退損失額は現時点の予想に未反映。
- 無配への転落: 業績悪化および財務状況を鑑み、期末配当予想を19円から「無配」に修正。年間配当も0円(前期は34円)となり、株主還元面で強いネガティブサプライズとなった。
2. 直近の業績と進捗率
- 売上高: 719億500万円(前年同期比18.4%減)
- 営業利益: △2億5,000万円(前年同期は33億6,100万円の黒字)
- 経常利益: △3億6,500万円(前年同期は35億8,800万円の黒字)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: △11億6,500万円(前年同期は21億8,100万円の黒字)
通期計画に対する進捗率: 売上高は通期予想980億円に対し**73.4%**と概ね計画通りですが、利益面は通期予想「0(収支均衡)」に対し、第3四半期時点で営業赤字2.5億円となっており、通期での黒字回復に向けた勢いは極めて弱いです。前年同期は第3四半期時点で通期利益の多くを稼ぎ出していた状況と比較すると、業績のモメンタムは著しく悪化しています。
3. セグメント別のモメンタム
- 国内事業(減速): 建設需要が資機材高騰や人手不足で低迷。出荷数量が減少した一方、電力費や物流費の増加、足元のスクラップ価格上昇がマージンを圧迫しています。
続きで読める項目(スタンダードプラン以上)
- 🔒 直近の業績と進捗率
- 🔒 セグメント別のモメンタム
- 🔒 予想の修正と背景
- 🔒 キャッシュフローと財務の急変
- 🔒 経営陣のトーンと重要イベント
- 🔒 懸念点と不確実性
- 🔒 総評
上記の詳細分析はスタンダードプラン以上でご覧いただけます。
プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2025-04 〜 2025-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 719.0億円 | -18.4% | 881.4億円 |
| 営業利益 | -2.5億円 | — | 33.6億円 |
| 経常利益 | -3.6億円 | — | 35.9億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | -11.7億円 | — | 21.8億円 |
| 包括利益 | -27.3億円 | — | 15.8億円 |
| 1株当たり当期純利益 | -38.97円 | — | 56.04円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-12末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 1799.6億円 | 2034.8億円 |
| 純資産 | 1326.8億円 | 1582.1億円 |
| 自己資本比率 | 72.5% | 76.7% |
| 自己資本 | 1304.7億円 | 1559.9億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 980.0億円 | -15.8% |
| 営業利益 | 0円 | -100.0% |
| 経常利益 | 0円 | -100.0% |
| 当期純利益 | -8.0億円 | — |
| 1株当たり当期純利益 | -26.74円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 15円 | 0円 |
| 期末 | 19円 | 0円 予想 |
| 年間合計 | 34円 | 0円 予想 |