短信要約
1. 要点(3行)
- 減収減益の着地: 国内鋼板市場の需要低迷と米トランプ政権の関税強化による海外子会社(台湾)の採算悪化が響き、営業利益は前年同期比14.5%減の95億円となった。
- 利益進捗は高水準: 本業の勢いは鈍化しているものの、通期営業利益計画116億円に対する進捗率は81.9%と高く、通期目標の達成に向けた足取りは堅実。
- 財務体質のさらなる強化: 自己資本比率は75.3%まで上昇。キャッシュ(現金及び預金)も602億円超を確保しており、不透明な外部環境に対する耐性は極めて高い。
2. 直近の業績と進捗率
2026年3月期第3四半期の連結累計実績は以下の通りです。
- 売上高: 1,489億6,600万円(前年同期比 5.0%減)
- 営業利益: 95億300万円(同 14.5%減)
- 経常利益: 134億8,500万円(同 22.2%減)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 94億3,800万円(同 16.5%減)
通期計画に対する進捗率: 売上高は74.8%、営業利益は81.9%、経常利益は79.3%、純利益は82.1%となっています。前年同期は利益面で45%超の増益を記録した「高いハードル」があったこと、また今期も第3四半期時点で利益進捗が8割を超えていることから、計画値は保守的な設定と言えます。ただし、前年同期比での勢いは明らかに減速しています。
3. セグメント別のモメンタム
- 鋼板関連事業(減速): 売上高1,410億円、営業利益95億円。国内は建設分野の人手不足や資材高騰で販売数量が減少。海外では台湾子会社(SYSCO社)がトランプ政権の関税影響で減益。中国のYSS社も不動産不況で回復が鈍い。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 1489.7億円 | +5.0% | 1567.4億円 |
| 営業利益 | 95.0億円 | +14.5% | 111.1億円 |
| 経常利益 | 134.8億円 | +22.2% | 173.4億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 94.4億円 | +16.5% | 113.0億円 |
| 包括利益 | 138.3億円 | +86.5% | 74.2億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 65.25円 | — | 78.22円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | 65.14円 | — | 78.03円 |
財務状態
| 項目 | 2025-12末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 2624.7億円 | 2642.6億円 |
| 純資産 | 2180.7億円 | 2151.2億円 |
| 自己資本比率 | 75.3% | 73.7% |
| 自己資本 | 1977.3億円 | 1947.2億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 1990.0億円 | +4.5% |
| 営業利益 | 116.0億円 | +16.5% |
| 経常利益 | 170.0億円 | +21.1% |
| 当期純利益 | 115.0億円 | +14.8% |
| 1株当たり当期純利益 | 79.49円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 100円 | 20円 |
| 期末 | 251円 | 40円 予想 |
| 年間合計 | 351円 | 60円 予想 |
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