短信要約
1. 要点(3行)
- 大幅減益の着地: 主力の鉄鋼関連事業において、海外需要低迷や国内の建設遅延に伴う厚板の販売数量減と販売価格の下落が直撃し、営業利益は前年同期比84.6%減の5.6億円と極めて厳しい結果となった。
- キャッシュフローの急速な悪化: 棚卸資産の増加(45.7億円)や売上債権の増加(41.7億円)を主因として、営業活動によるキャッシュフローが前年の106.8億円の収入から60.9億円の支出へと大幅なマイナスに転じた。
- 通期計画達成へのハードル: 本日、通期業績予想の修正を発表。下期での挽回を見込む計画だが、中間期時点での営業利益進捗率は24.3%に留まっており、市況回復が前提の強気な目標となっている。
2. 直近の業績と進捗率
2026年3月期 第2四半期(累計)の連結実績は以下の通りです。
- 売上高: 232.6億円(前年同期比 23.8%減)
- 営業利益: 5.6億円(同 84.6%減)
- 経常利益: 6.5億円(同 81.6%減)
- 親会社株主に帰属する中間純利益: 4.4億円(同 82.3%減)
通期計画(修正後)に対する進捗率:
- 売上高:44.1%
- 営業利益:24.3%
- 経常利益:25.1%
- 純利益:21.0%
前年同期の営業利益(36.2億円)と比較すると、勢いは完全に失速しています。修正後の通期営業利益予想(23億円)を達成するには、下期だけで約17.4億円を稼ぎ出す必要があり、中間期の約3倍の利益ペースが求められる計算です。
3. セグメント別のモメンタム
- 鉄鋼関連事業(減速): 売上高219.0億円(前年同期比 24.7%減)、セグメント利益4.0億円(同 88.3%減)。産業機械・建機向けの海外需要低迷、国内建設の人手不足による工期遅れが響きました。鉄スクラップ価格の下落以上に製品価格が下落し、メタルスプレッドが縮小したことが利益を圧迫しています。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-09
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-09 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 232.6億円 | +23.8% | 305.3億円 |
| 営業利益 | 5.6億円 | +84.6% | 36.3億円 |
| 経常利益 | 6.5億円 | +81.6% | 35.5億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 4.4億円 | +82.3% | 25.0億円 |
| 包括利益 | 9.4億円 | +55.3% | 21.0億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 16.31円 | — | 92.4円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-09末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 839.2億円 | 845.6億円 |
| 純資産 | 756.0億円 | 760.2億円 |
| 自己資本比率 | 89.2% | 89.0% |
| 自己資本 | 748.4億円 | 752.8億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 528.0億円 | +3.4% |
| 営業利益 | 23.0億円 | +15.0% |
| 経常利益 | 26.0億円 | +0.0% |
| 当期純利益 | 21.0億円 | +21.3% |
| 1株当たり当期純利益 | 77.52円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 50円 | 50円 |
| 期末 | 51円 | 51円 予想 |
| 年間合計 | 101円 | 101円 予想 |
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