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中部鋼鈑

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5461 プライム

中部鋼鈑株式会社は、鉄スクラップを主原料として電気炉で厚板(あついた)製品を製造・販売する独立系の電炉厚板専業メーカーです。建設機械、産業機械、建築・土木向けを主力とし、主要顧客には株式会社メタルワン(売上高の10.7%)、阪和興業株式会社(11.5%)、日鉄物産株式会社(10.4%)などの大手鉄鋼商社が名を連ねます。競合環境としては、国内高炉メーカーがメインプレイヤーである厚板市場において、電炉特有の多品種・小ロット・短納期対応を強みとしています。

市場ポジション

プライム市場 / 鉄鋼

市場内 業種内

最新の有価証券報告書サマリー

出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-20 提出)

収益性

営業利益率

5.3%

≧10%が優良

ROA

3.0%

≧5%が優良

ROE

2.3%

≧10%が優良

ROIC

2.6%

≧7%が優良

成長性

売上高成長率

-24.7%

≧10%が優良

営業利益成長率

-74.1%

≧10%が優良

EPS成長率

-75.3%

≧10%が優良

3行解説

  • 2025年3月期は、2025年1月に発生した製鋼工場の事故に伴う操業停止と需要低迷が重なり、純利益は前年比75.7%減の17.3億円と大幅減益。
  • 業績悪化の一方で自己資本比率は89.0%に上昇し、24中期経営計画に基づく「DOE(自己資本配当率)3.5%」を維持、配当性向は196.4%に達した。
  • 事故による棚卸資産の圧縮と売上債権の回収が進んだ結果、営業キャッシュフローは215億円の大幅プラスとなり、手元流動性は極めて潤沢。

最新の決算短信サマリー

出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-03 15:00 提出)

進捗

1Q
営業利益
-87.9%
売上高
-31.1%
2Q
営業利益
-84.6%
売上高
-23.8%
3Q
営業利益
-79.9%
売上高
-13.9%

3行解説

  • 業績の急減速: 前年の溶鋼漏れ事故から新電気炉は安定稼働に移行したものの、厚板市況の下落がスクラップ安を上回り、営業利益は前年同期比79.9%減の7.3億円と大幅な減益に着地。
  • 通期目標への高いハードル: 第3四半期累計の営業利益進捗率は32.0%にとどまり、通期計画(23億円)の達成には第4四半期だけで15.6億円超の利益を稼ぐ必要があり、達成には不透明感が強い。
  • 逆行する増配発表: 業績悪化の一方で、資本政策の見直しに基づき期末配当予想を54円(年間104円)へ増配。利益水準よりも株主還元姿勢を優先する姿勢を鮮明にした。

決算短信と発表後の株価反応

株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)

提出日 決算短信 営業利益 前年同期比 当日 1週間 1ヶ月 2ヶ月
2026-02-03 2026年3月期 第3四半期 -79.9% +1.4% +6.0% -5.5% +12.8%
2025-10-30 2026年3月期 第2四半期 -84.6% -3.8% -5.5% +0.4% +1.6%
2025-07-30 2026年3月期 第1四半期 -87.9% -1.9% +3.1% -0.8% -4.1%
2025-05-08 2025年3月期 通期 -74.1% -3.4% -6.9% -7.2% -7.5%
2025-02-04 2025年3月期 第3四半期 -51.7% -0.0% -5.6% -5.0% -7.0%