短信要約
1. 要点(3行)
- 経常利益は前年同期比100.8%増の48.59億円と倍増。価格フォーミュラ契約の継続や、合金鉄事業における在庫影響のプラス転換が利益を押し上げた。
- 焼却灰資源化事業が経常利益97.9%増と急成長した一方、機能材料事業は電子部品関連の在庫調整長期化により減速し、セグメント間で明暗。
- 2025年12月期の業績予想を「未定」とし、株主還元方針(配当性向40%、下限10円)に基づく次期配当も未定としたことが、先行きへの不透明感をもたらしている。
2. 直近の業績と進捗率
- 売上高: 782.35億円(前年同期比0.2%減)
- 営業利益: 68.56億円(同46.0%増)
- 経常利益: 48.59億円(同100.8%増)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 31.44億円(同27.4%減)
- 進捗率と勢い: 2024年12月期の実績値であり、通期計画に対する進捗は100%。経常利益は期初予想や修正予想を上回る着地(11月公表値49億円に対し48.59億円と概ね合致)となった。前年が大幅な赤字局面であった合金鉄事業の黒字復帰が、全体の勢いを牽引している。純利益の減少は、前年にあった投資有価証券売却益や税金費用の減少といった一過性要因の剥落によるもので、本業の収益性は改善している。
3. セグメント別のモメンタム
- 合金鉄事業(回復): 経常利益10.85億円(前年は9.14億円の赤字)。粗鋼生産の低迷で売上は微減したものの、コスト改善と在庫影響のプラス転換によりV字回復を達成。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期実績
2024-01 〜 2024-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-01 〜 2023-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 782.4億円 | -0.2% | 783.9億円 |
| 営業利益 | 68.6億円 | +46.0% | 47.0億円 |
| 経常利益 | 48.6億円 | +100.8% | 24.2億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 31.4億円 | -27.4% | 43.3億円 |
| 包括利益 | 35.9億円 | -29.8% | 51.2億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 22.91円 | — | 31.5円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2024-12末 | 2023-12末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 1022.0億円 | 1007.5億円 |
| 純資産 | 736.8億円 | 714.4億円 |
| 自己資本比率 | 72.1% | 70.9% |
| 自己資本 | 736.8億円 | 714.4億円 |
| 1株当たり純資産 | 536.65円 | 520.62円 |
収益性指標
| 指標 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| ROE(自己資本当期純利益率) | 4.3% | 6.2% |
| ROA(総資産経常利益率) | 4.8% | 2.4% |
| 売上高営業利益率 | 8.8% | 6.0% |
キャッシュ・フロー
| 項目 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 59.6億円 | 87.8億円 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | -48.5億円 | -46.7億円 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | -30.6億円 | -52.4億円 |
| 期末現金及び現金同等物残高 | 59.3億円 | 78.5億円 |
来期予想
業績予想は開示されていません。
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 3円 | 4円 |
| 期末 | 6円 | 7円 |
配当性向:当期 48.0% / 前期 28.6%
純資産配当率:当期 2.1% / 前期 1.8%