新日本電工(Nippon Denko Co., Ltd.)は、日本製鉄グループを主要顧客(売上高の56.6%)とする合金鉄の国内最大手メーカーです。主力の合金鉄事業(フェロマンガン等)のほか、リチウムイオン電池材料等の機能材料事業、自治体向け等の焼却灰資源化事業、アクアソリューション事業、電力事業を展開しています。競合環境としては、国際的な市況や需給バランス、特に安価な海外製品(インド等)との競争に晒されています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-12 期末、2026-03-26 提出)収益性
営業利益率
6.7%
≧10%が優良
ROA
5.3%
≧5%が優良
ROE
2.0%
≧10%が優良
ROIC
3.4%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-1.2%
≧10%が優良
営業利益成長率
-24.7%
≧10%が優良
EPS成長率
-53.3%
≧10%が優良
3行解説
- 主力合金鉄事業が市況悪化と在庫影響で営業赤字に転落したが、焼却灰資源化事業と機能材料事業が大幅増益となり、グループ全体の利益を下支えした。
- 営業キャッシュ・フローは145億円超の黒字と大幅に改善。在庫圧縮(約78億円の減)による徹底した資産効率化が奏功している。
- 当期純利益が半減する厳しい業況下で約40億円の自己株式取得を断行し、配当性向も53.5%に達するなど、極めて積極的な株主還元姿勢を示している。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-12 第1四半期 、2026-05-12 13:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 20.0億円 / 予想: 70.0億円
+97.0%
売上高
実績: 194.2億円 / 予想: 800.0億円
+0.2%
3行解説
- 2026年12月期第1四半期の経常利益は11.26億円となり、前年同期比194.2%増と大幅な増益を達成。
- 焼却灰資源化事業における処理量増加と、マンガン鉱石市況の上昇に伴う在庫影響のプラス転換が収益を強力に牽引。
- 好調な進捗を受け、通期の経常利益予想を70億円(前期比158.9%増)へと大幅に上方修正。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-12 | 2026年12月期 第1四半期 | +97.0% | — | — | — | — |
| 2026-02-12 | 2025年12月期 通期 | -24.7% | -0.9% | +2.8% | +13.7% | — |
| 2025-11-06 | 2025年12月期 第3四半期 | -13.6% | -9.0% | -4.1% | -3.2% | -0.0% |
| 2025-08-05 | 2025年12月期 第2四半期 | -10.3% | +1.1% | +0.8% | +13.6% | +8.3% |
| 2025-05-08 | 2025年12月期 第1四半期 | +22.6% | -3.5% | -6.5% | -8.9% | -11.4% |
| 2025-02-12 | 2024年12月期 通期 | +46.0% | -1.8% | -3.7% | +3.4% | -0.1% |
有価証券報告書
2026-03-26 有価証券報告書-第126期(2025/01/01-2025/12/31)
2025-03-27 有価証券報告書-第125期(2024/01/01-2024/12/31)