ホーム / くすりの窓口 / 事業分析

くすりの窓口 事業分析

+ マイ銘柄

有価証券報告書(2025-03 期末)・連結

企業解説

1. 企業概要

株式会社くすりの窓口は、「医・薬・介護、個人ユーザー(患者)をつなぐプラットフォーム」の提供を主軸とする企業です。主なサービスは以下の3点に集約されます。

  • メディア事業: 薬局検索・予約サイト「EPARKくすりの窓口」や電子お薬手帳アプリの運営。
  • みんなのお薬箱事業: 薬局間の不動在庫売買プラットフォームおよび医薬品の共同仕入れサポート。
  • 基幹システム事業: 調剤薬局・医療機関向けのレセプトコンピュータ(レセコン)や電子カルテ、在庫管理システムの販売。

主要顧客は全国の調剤薬局、医療機関、介護施設です。競合環境としては、医療DXを推進するITベンダーや大手調剤チェーンの自社システムがありますが、同社は「EPARK」ブランドによる圧倒的なユーザー基盤(数千万人規模)と、薬局の仕入れから業務効率化までを垂直統合で支援できる点に優位性を持っています。

2. 要点(3行)

  1. 売上高111.99億円(前年比28.4%増)、営業利益19.53億円(同42.6%増)と、医療DXの特需を捉え大幅な増収増益を達成。
  2. 営業キャッシュ・フローが53.26億円の赤字となったが、これは共同仕入れサービスの決済スキーム変更に伴う一時的な未払金減少(76億円)が主因。
  3. 創業以来初の配当(1株当たり27円)を実施し、自己資本比率も69.5%へ急上昇するなど、成長フェーズから収益還元フェーズへの移行が鮮明。

3. 業績・収益性のトレンド

業績は極めて強い成長トレンドにあります。

  • 売上高: 111.9億円(前期比28.4%増)。メディア事業での処方箋ネット受付件数が603万件(同19%増)と好調だったほか、電子処方箋対応に伴う基幹システムの新機能特需が寄与しました。

続きで読める項目(スタンダードプラン以上)

  • 🔒 業績・収益性のトレンド
  • 🔒 事業セグメント別の明暗
  • 🔒 成長戦略の具体性と進捗
  • 🔒 重大なリスク
  • 🔒 株主還元姿勢
  • 🔒 キャッシュフローの質
  • 🔒 資産の健全性
  • 🔒 総評

上記の詳細分析はスタンダードプラン以上でご覧いただけます。

プランをアップグレード

市場ポジション

サンプル
市場内 業種内
  • スタンダードプラン以上で見られます
  • 🔒 収益性・効率性・成長性・回転・安全性・割安の6カテゴリ別スコア(市場内・業種内)
  • 🔒 各指標の市場内・業種内ランキング(例:営業利益率 12位 / 1,100社)
  • 🔒 レーダーチャートによる強み・弱みの一覧

市場ポジションはスタンダードプラン以上でご覧いただけます。

プランをアップグレード

業績チャート

成長性の軌跡

● 売上高(棒、左軸) ● 当期純利益(折れ線、左軸) ● 経常利益率(折れ線、右軸)

資本効率の解剖

ROE

デュポン分解(ROE = 純利益率 × 総資産回転率 × 財務レバレッジ)

還元と評価

■ EPS 1株当たり純利益(棒・左軸) ■ DPS 1株当たり配当(棒・左軸) ● PBR 株価純資産倍率(折れ線・右軸) DPS÷EPS=配当性向

キャッシュフローの質

■ 営業CF(棒・正側) ■ 投資CF(棒・負側) ■ 財務CF(棒・負側に積み上げ) ● 当期純利益(折れ線)

財務諸表

経営指標

項目 2021年03月期2022年03月期2023年03月期2024年03月期2025年03月期
連結経営指標等
売上高 64.9億円 74.2億円 87.2億円 112.0億円
経常利益又は経常損失(△) 8.2億円 9.4億円 13.3億円 19.4億円
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) 5.2億円 3.9億円 8.7億円 20.3億円
包括利益 6.3億円 4.8億円 8.7億円 20.7億円
純資産額 29.5億円 27.9億円 64.2億円 85.2億円
総資産額 110.2億円 122.2億円 230.7億円 121.6億円
1株当たり純資産額 266.8円/株 293.47円/株 579.97円/株 753.05円/株
1株当たり当期純利益又は当期純損失(△) 67.82円/株 42.64円/株 86.48円/株 184.89円/株
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 84円/株 180.63円/株
自己資本比率 22.2% 22.0% 27.6% 69.5%
自己資本利益率 30.7% 15.2% 19.2% 27.5%
株価収益率 1600.0% 1100.0%
営業活動によるキャッシュ・フロー 36.6億円 31.0億円 26.3億円 -53.3億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -5.4億円 -15.4億円 -17.9億円 -18.0億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -5.6億円 -6.4億円 78.1億円 -53.6億円
現金及び現金同等物の残高 50.2億円 59.5億円 145.9億円 21.0億円
従業員数 39600.0% 42400.0% 50500.0% 48400.0%
平均臨時雇用人員 1400.0% 1500.0% 1200.0% 1500.0%

貸借対照表

項目 前期当期
貸借対照表
資産の部
流動資産 182.4億円 62.3億円
固定資産 48.3億円 59.3億円
資産 230.7億円 121.6億円
負債の部
流動負債 159.6億円 31.3億円
固定負債 6.9億円 5.2億円
負債 166.5億円 36.4億円
純資産の部
株主資本 63.7億円 84.5億円
評価・換算差額等 0.0億円
新株予約権 0.0億円 0.0億円
非支配株主持分 0.5億円 0.6億円
純資産 64.2億円 85.2億円
負債純資産 230.7億円 121.6億円

損益計算書

項目 前期当期
損益計算書
売上高 87.2億円 112.0億円
売上原価 37.9億円 47.2億円
売上総利益又は売上総損失(△) 49.3億円 64.8億円
販売費及び一般管理費 35.6億円 45.2億円
営業利益又は営業損失(△) 13.7億円 19.5億円
営業外収益 0.2億円 0.2億円
営業外費用 0.6億円 0.3億円
経常利益又は経常損失(△) 13.3億円 19.4億円
特別利益 0.1億円
特別損失 0.2億円 3.0億円
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) 13.1億円 16.6億円
法人税、住民税及び事業税 4.8億円 5.0億円
法人税等調整額 -0.5億円 -9.1億円
法人税等 4.3億円 -4.2億円
当期純利益又は当期純損失(△) 8.7億円 20.7億円
非支配株主に帰属する当期純利益又は非支配株主に帰属する当期純損失(△) 0.0億円 0.4億円
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) 8.7億円 20.3億円

キャッシュフロー計算書

項目 前期当期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー 26.3億円 -53.3億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -17.9億円 -18.0億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 78.1億円 -53.6億円
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 86.4億円 -124.9億円
現金及び現金同等物の残高 145.9億円 21.0億円
現金及び現金同等物の残高 145.9億円 21.0億円