エンビプロ・ホールディングス 四半期進捗

決算短信(2025-06 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 本業の苦戦と純利益の急増: 鉄スクラップ価格の下落と人件費等の固定費増により営業利益は前年比31.0%減の9.72億円と落ち込んだが、受取保険金や補助金等の特別利益計上により親会社株主に帰属する当期純利益は同118.7%増の11.75億円と大幅増益を達成した。
  • 配当の大幅増額: 前期の年間配当6円に対し、当期は15円(配当性向38.3%)へと大幅に増配。次期(2026年6月期)も15円を維持する方針を示し、株主還元姿勢を強めている。
  • 次期は減収増益のV字回復を計画: 2026年6月期は売上高430億円(前期比12.4%減)と減収を見込むものの、営業利益は13億円(同33.7%増)と大幅な回復を予想。不採算分野の整理や組織再編による収益性改善を狙う。

2. 直近の業績と進捗率

2025年6月期(通期)の連結実績は以下の通り。

  • 売上高: 490.90億円(前期比6.0%減)
  • 営業利益: 9.72億円(同31.0%減)
  • 経常利益: 12.16億円(同31.8%減)
  • 当期純利益: 11.75億円(同118.7%増)

通期計画に対する進捗率は確定値(100%)となるが、前年比で見ると売上高・営業利益ともに勢いが減速している。特に営業利益率は前年の2.7%から2.0%へと低下しており、外部環境の悪化(市況安)と内部コスト(人件費・設備費)の増加が利益を圧迫した。

3. セグメント別のモメンタム

  • 資源循環事業(減速): 売上高210.15億円(前期比1.1%減)、セグメント利益11.59億円(同28.5%減)。鉄スクラップ価格が期首の52,000円/tから一時40,000円/tまで急落した影響を受け、固定費増も重なり大幅減益。

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進捗詳細

今期実績

2024-07 〜 2025-06

項目 当期 前年比 前年同期 2023-07 〜 2024-06
売上高 490.9億円 -6.0% 522.1億円
営業利益 9.7億円 -31.0% 14.1億円
経常利益 12.2億円 -31.8% 17.8億円
当期純利益(親会社帰属) 11.8億円 +118.7% 5.4億円
包括利益 10.8億円 +82.2% 6.0億円
1株当たり当期純利益 39.19円 17.87円
希薄化後1株当たり純利益 37.64円 17.16円

財務状態

項目 2025-06末 2024-06末
総資産 313.0億円 337.9億円
純資産 173.1億円 170.4億円
自己資本比率 54.0% 49.5%
自己資本 169.0億円 167.2億円
1株当たり純資産 589.7円 553.45円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 7.0% 3.2%
ROA(総資産経常利益率) 3.7% 5.3%
売上高営業利益率 2.0% 2.7%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 34.7億円 29.4億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -13.3億円 -15.6億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -20.8億円 -19.3億円
期末現金及び現金同等物残高 68.6億円 67.7億円

来期予想

2025-07 〜 2026-06

項目 予想 前年比(予想)
売上高 430.0億円 -12.4%
営業利益 13.0億円 +33.7%
経常利益 17.0億円 +39.8%
当期純利益 13.0億円 +10.6%
1株当たり当期純利益 45.74円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 0円 0円
期末 6円 15円
配当性向:当期 38.3% / 前期 33.6% 純資産配当率:当期 2.6% / 前期 1.1%