大紀アルミニウム工業所 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 大幅減益も一過性要因が主因: 親会社株主に帰属する当期純利益が前期比78.5%減の6.99億円と急落したが、インド連結子会社における14.54億円の減損損失計上が主因であり、営業利益段階では4.7%の増益を確保。
  • キャッシュフローの急悪化と財務体質の変化: 売上債権(112.2億円増)と棚卸資産(116.7億円増)の急増により、営業CFが前年の28億円の黒字から100.4億円の赤字へ転落。不足資金を短期借入金180.8億円で賄い、自己資本比率が51.4%から44.7%へ低下。
  • 次期の大幅回復見通しと増配姿勢: 2026年3月期は純利益33.6億円(380.6%増)と急回復を予想。厳しい資金繰りの中でも年間配当を前期の50円から55円へ増配し、次期も同水準を維持する強気な姿勢を示している。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期(通期)の連結着地は以下の通りです。

  • 売上高: 2,997.95億円(前期比 14.1%増)
  • 営業利益: 48.34億円(前期比 4.7%増)
  • 経常利益: 37.49億円(前期比 10.0%減)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 6.99億円(前期比 78.5%減)

分析: 売上高は二桁増収を確保したものの、利益面では苦戦しました。経常利益は営業外での持分法投資損失(1.57億円)や支払利息の増加により10%減。最終利益については、インド拠点での固定資産減損損失(14.54億円)が直撃しました。2026年3月期の通期計画に対する進捗率は、第2四半期累計の経常利益予想(17.2億円)に対して、通期予想(49.2億円)の約35%となっており、下期偏重の計画となっています。

3. セグメント別のモメンタム

  • アルミニウム二次合金事業(主力): 売上高 2,960.6億円、セグメント利益 44.4億円。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 2997.9億円 +14.1% 2626.7億円
営業利益 48.3億円 +4.7% 46.2億円
経常利益 37.5億円 +10.0% 41.7億円
当期純利益(親会社帰属) 7.0億円 +78.5% 32.4億円
包括利益 42.8億円 +34.7% 65.6億円
1株当たり当期純利益 17.48円 80.1円
希薄化後1株当たり純利益 17.21円 78.9円

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 1633.0億円 1386.8億円
純資産 737.1億円 720.6億円
自己資本比率 44.7% 51.4%
自己資本 729.3億円 712.5億円
1株当たり純資産 1,842.83円 1,758.69円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 1.0% 4.7%
ROA(総資産経常利益率) 2.5% 3.1%
売上高営業利益率 1.6% 1.8%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 100.4億円 28.0億円
投資活動によるキャッシュ・フロー 42.0億円 36.4億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 145.7億円 22.2億円
期末現金及び現金同等物残高 72.4億円 62.9億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 3172.0億円 +5.8%
営業利益 61.1億円 +26.4%
経常利益 49.2億円 +31.2%
当期純利益 33.6億円 +380.6%
1株当たり当期純利益 84.91円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 30円 25円
期末 20円 30円
配当性向:当期 314.7% / 前期 62.4% 純資産配当率:当期 3.1% / 前期 2.9%

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