短信要約
1. 要点(3行)
- 大幅な赤字転落: 前年同期の営業利益33.8億円から6.7億円の損失へ転落。製錬事業の買鉱条件悪化や鉛リサイクル原料の高止まり、不採算事業の再編コストが利益を圧迫した。
- 財務基盤の急速な悪化: 自己資本比率が前年度末の10.2%から5.5%へ急低下。棚卸資産の急増に伴い営業キャッシュ・フローが124億円の赤字となり、現預金が大幅に減少する危機的な状況。
- 「継続企業の前提」に関する注記: 債務超過ではないものの、多額の中間純損失計上と低水準な自己資本比率により、事業継続に関する重要な疑義が生じている。
2. 直近の業績と進捗率
2026年3月期 第2四半期累計期間の着地は以下の通りです。
- 売上高: 538.3億円(前年同期比15.2%減)
- 営業利益: △6.7億円(前年は33.8億円の黒字)
- 経常利益: △11.8億円(前年は27.3億円の黒字)
- 中間純利益: △13.5億円(前年は42.1億円の黒字)
通期計画に対する進捗率と勢いの変化: 売上高の進捗率は45.5%(前年同期は約50%程度)とやや遅れています。利益面では通期計画(営業利益26億円、経常利益18億円)に対し、中間時点で赤字を計上しており、達成には下期の大幅な改善が必須です。前年同期が大幅な黒字であったのに対し、今期は再編に伴う減収減益の勢いが強く、非常に厳しい推移です。
3. セグメント別のモメンタム
- 製錬事業(減速): 売上高416.6億円(18%増)と増収ながら、経常損失1.7億円。銀相場の上昇は寄与したものの、原料の買鉱条件(TC)悪化や鉛製品の生産減、円高影響が直撃しました。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-09
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-09 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 538.3億円 | -15.2% | 635.0億円 |
| 営業利益 | -6.7億円 | — | 33.8億円 |
| 経常利益 | -11.8億円 | — | 27.4億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | -13.5億円 | — | 42.1億円 |
| 包括利益 | -47.3億円 | — | 40.3億円 |
| 1株当たり当期純利益 | -45.86円 | — | 309.92円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-09末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 973.5億円 | 993.0億円 |
| 純資産 | 53.5億円 | 100.8億円 |
| 自己資本比率 | 5.5% | 10.2% |
| 自己資本 | 53.5億円 | 100.8億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 1184.0億円 | -6.2% |
| 営業利益 | 26.0億円 | -53.8% |
| 経常利益 | 18.0億円 | -51.2% |
| 当期純利益 | 13.0億円 | — |
| 1株当たり当期純利益 | 44.02円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 |
| 期末 | 0円 | 0円 予想 |
| 年間合計 | 0円 | 0円 予想 |