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東邦亜鉛 四半期進捗

決算短信(2026-03 第3四半期)・連結

短信要約

証券アナリストとして、東邦亜鉛(5707)の2026年3月期第3四半期決算に基づき、足元の変化と今後の見通しを以下の通り分析します。

1. 要点(3行)

  • 本業の苦戦と最終黒字化の乖離: 売上高・営業利益とも大幅な減収減益(営業益50.4%減)ながら、前年同期に計上した多額の減損損失が消滅したことで最終損益は黒字転換。
  • 財務基盤の急激な毀損: デリバティブ取引に伴う繰延ヘッジ損失の拡大等により、自己資本比率が前年度末の10.2%から2.6%へ急低下。債務超過寸前の極めて危険な水準。
  • 事業再生計画の途上: 製錬事業から「金属リサイクル事業」への再編を推進中だが、円高や原料購買条件の悪化、火災事故等の逆風が重なり、収益基盤の強化は遅れている。

2. 直近の業績と進捗率

第3四半期(累計)の連結業績は以下の通りです。

  • 売上高: 901.0億円(前年同期比7.4%減)
  • 営業利益: 29.1億円(同50.4%減)
  • 経常利益: 21.0億円(同51.0%減)
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益: 17.3億円(前年同期は10.1億円の赤字)

通期計画(修正後)に対する進捗率:

  • 売上高: 73.3% / 営業利益: 60.7% / 経常利益: 60.2%
  • 前年同期の勢いと比較すると、営業利益は半減しており、通期目標達成に向けては第4四半期に大幅な巻き返しが必要な状況ですが、進捗は目安の75%を大きく下回っており、下押し圧力が強い着地です。

3. セグメント別のモメンタム

  • 製錬事業部門(減速): 売上高は金・銀の相場上昇により733.7億円(30%増)と伸びたが、経常利益は17.3億円(46%減)。円高進行、鉛リサイクル原料の調達価格高止まり、原料鉱石の買鉱条件悪化が利益を圧迫。

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進捗詳細

今期累計実績

2025-04 〜 2025-12

項目 当期 前年比 前年同期 2024-04 〜 2024-12
売上高 901.0億円 -7.4% 973.0億円
営業利益 29.1億円 -50.4% 58.8億円
経常利益 21.1億円 -51.0% 43.0億円
当期純利益(親会社帰属) 17.3億円 -10.2億円
包括利益 -74.0億円 2.0億円
1株当たり当期純利益 58.64円 -74.95円
希薄化後1株当たり純利益 36.79円

財務状態

項目 2025-12末 2025-03末
総資産 1024.2億円 993.0億円
純資産 26.8億円 100.8億円
自己資本比率 2.6% 10.2%
自己資本 26.8億円 100.8億円

通期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 1230.0億円 -2.6%
営業利益 48.0億円 -14.7%
経常利益 35.0億円 -5.1%
当期純利益 27.0億円
1株当たり当期純利益 91.42円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 0円 0円
期末 0円 0円 予想
年間合計 0円 0円 予想