短信要約
1. 要点(3行)
- 巨額の減損損失計上による大幅減益: 電池材料事業(573億円)及び海外ニッケル製錬子会社(512億円)で合計1,127億円の減損損失を計上し、親会社帰属純利益は前年比71.9%減の165億円に沈んだ。
- 資源事業は絶好調: 銅・金価格の上昇と新規鉱山(ケブラダ・ブランカ、コテ)の寄与により、資源セグメント利益は1,018億円(前年比92.7%増)と利益成長を牽引した。
- V字回復の強気予想と増配: 2026年3月期は一過性損失の消滅により純利益580億円(251.8%増)への急回復を見込み、配当も前期実績から27円増の131円とする強気の計画。
2. 直近の業績と進捗率
2025年3月期(通期)の連結業績は以下の通りです。
- 売上高: 1兆5,933億円(前年同期比 10.2%増)
- 税引前当期利益: 314億円(同 67.2%減)
- 親会社の所有者に帰属する当期利益: 165億円(同 71.9%減)
進捗と勢いの変化: 本決算のため通期計画(修正後)に対してはほぼ着地していますが、利益面では期中に発生した減損損失により、前年同期の勢いから急減速しました。ただし、売上高は銅・金価格の高騰と円安(前期比+7.95円/$)の影響で過去最高水準を維持しており、本業のキャッシュ創出力(営業利益ベース)は資源価格に支えられ底堅さを残しています。
3. セグメント別のモメンタム
- 資源事業(強い勢い): 売上高2,107億円(26.9%増)、セグメント利益1,018億円(92.7%増)。銅価格の上昇($8,362→$9,370/t)に加え、新規鉱山の順調な立ち上げが大きく寄与しています。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期実績
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2024-03 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 15933.5億円 | +10.2% | 14453.9億円 |
来期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 15380.0億円 | -3.5% |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 35円 | 49円 |
| 期末 | 63円 | 55円 |