短信要約
1. 要点(3行)
- 金属チタン事業が牽引: 航空機向け需要の回復と円安、販売価格是正により、同セグメント利益が前年同期比92.5%増の50.28億円と急拡大。
- 化学品事業が足かせ: MLCC向けの超微粉ニッケルが、市況下落(LME価格)と在庫調整に伴う生産調整により、8.15億円の営業損失へ転落。
- 業績予想の修正: 本日、通期計画を下方修正。チタンは絶好調な一方、ニッケル市況悪化による化学品の苦戦と新規事業への研究開発費増を見込む。
2. 直近の業績と進捗率
2025年3月期 第3四半期(累計)の着地は以下の通りです。
- 売上高: 658.05億円(前年同期比 +16.5%)
- 営業利益: 44.47億円(同 +14.6%)
- 経常利益: 44.83億円(同 +10.8%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 32.15億円(同 +5.6%)
通期計画(修正後)に対する進捗率:
- 売上高:74.2%
- 営業利益:83.9%
- 経常利益:89.7%
- 四半期純利益:86.9%
修正後の通期計画に対し、利益面の進捗率は8割を超えており、非常に高い水準です。前年同期の勢いと比較しても、主力のチタン事業の収益性が大幅に向上していることで、化学品の赤字をカバーする強い勢いが見られます。
3. セグメント別のモメンタム
- 金属チタン事業【加速】: 売上高492.71億円(前年比+16.4%)。ボーイング社の問題はあるものの航空機向け輸出が堅調。半導体向け高純度チタンも回復傾向。為替の円安も追い風となり、利益面で圧倒的なモメンタムを維持。
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今期累計実績
2024-04 〜 2024-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2023-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 658.0億円 | +16.5% | 564.9億円 |
| 営業利益 | 44.5億円 | +14.6% | 38.8億円 |
| 経常利益 | 44.8億円 | +10.8% | 40.5億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 32.1億円 | +5.6% | 30.4億円 |
| 包括利益 | 31.8億円 | +6.3% | 29.9億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 45.19円 | — | 42.79円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2024-12末 | 2024-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 1257.9億円 | 1260.0億円 |
| 純資産 | 578.8億円 | 565.5億円 |
| 自己資本比率 | 46.0% | 44.9% |
| 自己資本 | 578.8億円 | 565.5億円 |
通期予想
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 887.0億円 | +13.1% |
| 営業利益 | 53.0億円 | -5.8% |
| 経常利益 | 50.0億円 | -20.3% |
| 当期純利益 | 37.0億円 | -25.3% |
| 1株当たり当期純利益 | 51.99円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 6円 | 8円 |
| 期末 | 18円 | 8円 予想 |
| 年間合計 | 24円 | 16円 予想 |