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東邦チタニウム 四半期進捗

決算短信(2026-03 第3四半期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 大幅減益も純利益は通期超過: 主力の金属チタン事業がボーイング社のサプライチェーン混乱や中国勢の増産影響で苦戦し、営業利益は前年同期比39.2%減。一方で親会社株主に帰属する四半期純利益(20.16億円)は、既に通期計画(19億円)を超過している。
  • 会計方針変更による利益押し上げ: 棚卸資産の評価方法を「先入先出法」から「移動平均法」へ変更。この遡及適用により、前年同期比較で売上原価が3.72億円減少、営業利益・経常利益が同額押し上げられるプラスの影響があった。
  • セグメント間の明暗: 触媒事業は中国市場の回復で増収増益(営業利益18.9%増)、化学品事業もMLCC向け需要の底打ちで赤字幅が縮小したが、利益柱のチタン事業の減退を補うには至っていない。

2. 直近の業績と進捗率

  • 売上高: 613.23億円(前年同期比6.8%減)
  • 営業利益: 29.28億円(前年同期比39.2%減)
  • 経常利益: 31.84億円(前年同期比34.4%減)
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益: 20.16億円(前年同期比42.0%減)

通期計画(売上高813億円、営業益40億円、純利益19億円)に対する進捗率:

  • 売上高:75.4%(前年同期進捗:77.2%)
  • 営業利益:73.2%(前年同期進捗:73.0%)
  • 純利益:106.1%(前年同期進捗:86.9%)

売上高・営業利益の進捗は例年並みで概ね順調だが、純利益が通期予想を上回って着地しており、通期計画の上方修正が期待される水準にある。

3. セグメント別のモメンタム

  • 金属チタン事業【減速】: 売上高401.75億円(18.5%減)、営業利益30.44億円(41.6%減)。ボーイング社のトラブルに起因する在庫調整の長期化が直撃。中国メーカーの過剰生産による市況悪化も響いた。半導体向け高純度チタンは堅調。

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進捗詳細

今期累計実績

2025-04 〜 2025-12

項目 当期 前年比 前年同期 2024-04 〜 2024-12
売上高 613.2億円 -6.8% 658.0億円
営業利益 29.3億円 -39.2% 48.2億円
経常利益 31.8億円 -34.4% 48.6億円
当期純利益(親会社帰属) 20.2億円 -42.0% 34.7億円
包括利益 18.9億円 -45.0% 34.4億円
1株当たり当期純利益 28.33円 48.82円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-12末 2025-03末
総資産 1260.0億円 1248.0億円
純資産 589.1億円 583.5億円
自己資本比率 46.8% 46.8%
自己資本 589.1億円 583.5億円

通期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 813.0億円 -8.6%
営業利益 40.0億円 -39.8%
経常利益 36.0億円 -42.7%
当期純利益 19.0億円 -55.4%
1株当たり当期純利益 26.69円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 8円 9円
期末 10円 9円 予想
年間合計 18円 18円 予想