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UACJ 事業分析

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有価証券報告書(2025-03 期末)・連結

企業解説

1. 企業概要

株式会社UACJは、古河スカイと住友軽金属工業の経営統合により誕生した、アルミニウム製品の総合メーカーです。

  • 事業内容: アルミニウムおよびその合金の圧延製品(板、箔)、押出製品、鋳物・鍛造製品、ならびに加工品の製造・販売を主業としています。単一セグメント(アルミ製品事業)ですが、板製品、押出・加工品、航空宇宙・防衛材、自動車部品などの多岐にわたる製品群を展開しています。
  • 主要製品: 飲料缶材、自動車パネル材、リチウムイオン電池用集電体、航空宇宙用厚板など。
  • 主要顧客: 特定顧客への依存度は低く、売上収益の10%以上を占める単一顧客は存在しません。飲料メーカー、自動車メーカー、電機メーカーなど広範な産業に供給しています。
  • 競合環境: グローバルでは、北米のTri-Arrows Aluminum Inc.やタイのUACJ (Thailand) Co., Ltd.(以下UATH)を拠点に、世界的な需要拡大を背景とした競争力を有しています。

2. 要点(3行)

  • 北米の缶材需要回復とアルミ地金価格上昇に伴う棚卸資産影響の好転により、売上収益9,988億円(前年比11.9%増)、親会社帰属当期利益280億円(同101.9%増)と大幅な増収増益を達成。
  • ROEが9.9%(前年5.3%)へ急改善し、約151億円の自己株式取得や大幅増配(年間150円)など、資本効率の向上と株主還元を一段と強化。
  • 営業キャッシュフローは棚卸資産の増加(約552億円増)により91億円の収入に留まる一方、劣後ローン等による資金調達で成長投資と財務体質維持の両立を図る。

3. 業績・収益性のトレンド

  • 売上・利益: 売上収益は9,987億81百万円(前期比11.9%増)、営業利益は573億61百万円(同82.8%増)となりました。北米市場での飲料缶材の販売数量増加に加え、アルミ地金相場の上昇が収益を押し上げました。

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業績チャート

成長性の軌跡

● 売上高(棒、左軸) ● 当期純利益(折れ線、左軸) ● 経常利益率(折れ線、右軸)

資本効率の解剖

ROE

デュポン分解(ROE = 純利益率 × 総資産回転率 × 財務レバレッジ)

還元と評価

■ EPS 1株当たり純利益(棒・左軸) ■ DPS 1株当たり配当(棒・左軸) ● PBR 株価純資産倍率(折れ線・右軸) DPS÷EPS=配当性向

キャッシュフローの質

■ 営業CF(棒・正側) ■ 投資CF(棒・負側) ■ 財務CF(棒・負側に積み上げ) ● 当期純利益(折れ線)

財務諸表

経営指標

項目 2021年03月期2022年03月期2023年03月期2024年03月期2025年03月期
連結経営指標等
売上収益 9557.2億円 8927.8億円 9987.8億円
税引前利益又は税引前損失(△) 17.0億円 219.7億円 430.3億円
当期利益又は当期損失(△):親会社の所有者に帰属 -13.2億円 138.6億円 279.8億円
当期包括利益:親会社の所有者に帰属 152.9億円 367.6億円 342.4億円
親会社の所有者に帰属する持分 2352.3億円 2464.9億円 2770.4億円 2906.2億円
総資産額 8927.4億円 8957.3億円 9144.3億円 9700.1億円
1株当たり親会社所有者帰属持分 4,877.95円/株 5,111.74円/株 5,745.42円/株 6,421.37円/株
基本的1株当たり利益又は損失(△) -27.26円/株 287.38円/株 585.97円/株
希薄化後1株当たり利益又は損失(△)
親会社所有者帰属持分比率 26.3% 27.5% 30.3% 30.0%
親会社所有者帰属持分利益率 -0.5% 5.3% 9.9%
株価収益率 -9670.0% 1530.0% 810.0%
営業活動によるキャッシュ・フロー 542.2億円 949.2億円 91.2億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -282.2億円 -362.0億円 -368.7億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -250.8億円 -439.9億円 124.8億円
現金及び現金同等物 229.6億円 233.6億円 402.0億円 263.3億円
売上高 5697.6億円 7829.1億円 9628.9億円 8947.4億円
経常利益又は経常損失(△) 59.6億円 522.9億円 87.3億円 199.4億円
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) -32.7億円 320.5億円 47.0億円 112.3億円
包括利益 -1.5億円 513.2億円 267.2億円 411.6億円
純資産額 1964.5億円 2475.9億円 2692.6億円 2986.0億円
総資産額 7329.6億円 8287.3億円 8601.0億円 8679.8億円
1株当たり純資産額 3,795.95円/株 4,727.92円/株 5,143.72円/株 5,673.59円/株
1株当たり当期純利益又は当期純損失(△) -67.79円/株 664.69円/株 97.54円/株 232.82円/株
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
自己資本比率 25.0% 27.5% 28.8% 31.5%
自己資本利益率 -1.8% 15.6% 2.0% 5.3%
株価収益率 -3940.0% 350.0% 2700.0% 1890.0%
営業活動によるキャッシュ・フロー 386.2億円 78.0億円 525.9億円 952.6億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -209.5億円 -210.3億円 -269.3億円 -362.0億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -170.1億円 -6.5億円 -190.9億円 -432.3億円
現金及び現金同等物の残高 280.9億円 142.6億円 222.6億円 402.0億円
従業員数 1046000.0% 1020300.0%
従業員数(Japan GAAP) 972200.0% 957100.0% 951000.0%
平均臨時雇用人員 86700.0% 78600.0%
平均臨時雇用人員(Japan GAAP) 75800.0% 68000.0% 64400.0%

貸借対照表

項目 前期当期
財政状態計算書
資産 9144.3億円 9700.1億円
流動資産 4311.9億円 4795.4億円
非流動資産 4832.4億円 4904.6億円
資産 9144.3億円 9700.1億円
負債及び資本 9144.3億円 9700.1億円
負債 6123.8億円 6504.2億円
資本 3020.5億円 3195.9億円
負債及び資本 9144.3億円 9700.1億円

損益計算書

項目 前期当期
損益計算書
合計 8927.8億円 9987.8億円
売上原価 7906.3億円 8663.0億円
売上総利益 1021.5億円 1324.8億円
販売費及び一般管理費 707.0億円 778.7億円
持分法による投資損益 11.5億円 16.7億円
その他の収益 21.0億円 47.9億円
その他の費用 33.3億円 37.1億円
セグメント利益 313.8億円 573.6億円
金融収益 35.5億円 13.3億円
金融費用 129.6億円 156.7億円
税引前利益(△損失) 219.7億円 430.3億円
法人所得税費用 55.6億円 101.0億円
当期利益 164.1億円 329.3億円
当期利益の帰属
1株当たり当期利益(△損失)

キャッシュフロー計算書

項目 前期当期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー 949.2億円 91.2億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -362.0億円 -368.7億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -439.9億円 124.8億円
現金及び現金同等物の為替変動による影響 21.1億円 14.0億円
換算差額を加算後の増減額及び換算差額がない場合の増減額に用いる。 168.4億円 -138.7億円
現金及び現金同等物 402.0億円 263.3億円
現金及び現金同等物 402.0億円 263.3億円