短信要約
1. 要点(3行)
- 純利益が前年同期比117.0%増と急拡大:親会社株主に帰属する四半期純利益が355億円に達し、構造改革や資産効率化の効果が顕著に表れた決算となった。
- 大幅増配と通期予想の上方修正:業績好調と退職給付制度改定益などを背景に、通期計画を上方修正。年間配当予想も前回発表の120円から160円へと40円の大幅増配を発表した。
- ポートフォリオ改革の断行:連結子会社であった古河電池の株式売却(事業分離)を決定。不採算・非コア事業の見直しを進め、データセンタやエネルギー等の成長分野へ経営資源を集中させる姿勢を鮮明にした。
2. 直近の業績と進捗率
第3四半期累計(9ヶ月)の着地は以下の通り。
- 売上高: 9,488億円(前年同期比 7.6%増)
- 営業利益: 351億円(同 11.9%増)
- 経常利益: 407億円(同 12.8%増)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 355億円(同 117.0%増)
通期計画に対する進捗率:
- 売上高:73.0%、営業利益:62.7%、経常利益:62.7%、純利益:65.7%。 前年同期の営業利益進捗率と比較して、一見すると進捗が遅れているように見えるが、円安効果やデータセンタ関連の受注が後半に寄与する見通しであり、会社側は強気の通期上方修正を行っている。
3. セグメント別のモメンタム
- インフラ(勢い:強): 売上高2,621億円(17.8%増)、営業利益82億円(前年同期は7億円)。データセンタ関連製品が牽引し、利益が激増。国内の超高圧・再エネ関連需要も堅調に推移している。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 9488.9億円 | +7.6% | 8820.1億円 |
| 営業利益 | 351.4億円 | +11.9% | 314.0億円 |
| 経常利益 | 407.6億円 | +12.8% | 361.2億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 355.1億円 | +117.0% | 163.6億円 |
| 包括利益 | 440.2億円 | +2.4% | 429.9億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 504.31円 | — | 232.17円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-12末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 10279.9億円 | 9880.5億円 |
| 純資産 | 3941.5億円 | 3737.7億円 |
| 自己資本比率 | 36.7% | 34.6% |
| 自己資本 | 3777.0億円 | 3414.3億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 13000.0億円 | +8.2% |
| 営業利益 | 560.0億円 | +19.1% |
| 経常利益 | 650.0億円 | +34.0% |
| 当期純利益 | 540.0億円 | +61.9% |
| 1株当たり当期純利益 | 767円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 |
| 期末 | 120円 | 160円 予想 |
| 年間合計 | 120円 | 160円 予想 |
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