古河電気工業株式会社は、1896年創業の電線・非鉄金属メーカーを母体とする総合素材・部品メーカーです。「インフラ」「電装エレクトロニクス」「機能製品」の3つの報告セグメントを柱とし、光ファイバ・ケーブル、自動車用ワイヤハーネス、電子機器用銅箔、データセンタ向け放熱・冷却製品などの製造販売を行っています。
- 主要製品・サービス:光ファイバ、電力ケーブル、ワイヤハーネス、自動車用電池、リチウムイオン電池用銅箔、ヒートシンク、超電導線材。
- 主要顧客:通信事業者、電力会社、自動車メーカー、電子機器メーカー等。
- 競合環境:光ファイバでは米コーニング等、ワイヤハーネスでは住友電気工業や矢崎総業、銅箔では日本電解等と競合。現在は「Beyond 5G」や「電気自動車(EV)」市場での技術優位性確保が焦点となっています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-23 提出)収益性
営業利益率
3.9%
≧10%が優良
ROA
4.8%
≧5%が優良
ROE
9.1%
≧10%が優良
ROIC
4.7%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
13.7%
≧10%が優良
営業利益成長率
321.6%
≧10%が優良
EPS成長率
412.4%
≧10%が優良
3行解説
- 大幅増益と収益性の改善:売上高1兆2,017億円(前年比13.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益333億円(同412%増)と急拡大し、ROEは9.96%まで向上。
- 事業ポートフォリオの抜本的刷新:古河電池の連結除外(売却決定)や、光コネクタの有力企業である「白山」の買収(67.1%取得)など、資本効率重視のM&A・事業再編を加速。
- 還元姿勢の強化:業績拡大を背景に、年間配当を前期の60円から120円へと一気に倍増させ、株主還元への積極姿勢を明確化した。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-09 14:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 84.5億円 / 予想: 530.0億円
+139.8%
売上高
実績: 2937.2億円 / 予想: 1.2兆円
+7.4%
2Q
営業利益
実績: 193.6億円 / 予想: 530.0億円
+10.3%
売上高
実績: 6106.6億円 / 予想: 1.2兆円
+7.1%
3Q
営業利益
実績: 351.4億円 / 予想: 560.0億円
+11.9%
売上高
実績: 9488.9億円 / 予想: 1.3兆円
+7.6%
3行解説
- 純利益が前年同期比117.0%増と急拡大:親会社株主に帰属する四半期純利益が355億円に達し、構造改革や資産効率化の効果が顕著に表れた決算となった。
- 大幅増配と通期予想の上方修正:業績好調と退職給付制度改定益などを背景に、通期計画を上方修正。年間配当予想も前回発表の120円から160円へと40円の大幅増配を発表した。
- ポートフォリオ改革の断行:連結子会社であった古河電池の株式売却(事業分離)を決定。不採算・非コア事業の見直しを進め、データセンタやエネルギー等の成長分野へ経営資源を集中させる姿勢を鮮明にした。
書類一覧
ハイライトされた行が、現在の概要カードに表示されている最新の有報・短信です。
短信
2026-02-09 2026-03 第3四半期 2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-11-10 2026-03 第2四半期 2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-08-07 2026-03 第1四半期 2026年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
有報
2025-06-23 2025-03 期末 有価証券報告書-第203期(2024/04/01-2025/03/31)
短信
2025-05-13 2025-03 通期 2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-02-12 2025-03 第3四半期 2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)