株式会社しずおかフィナンシャルグループは、静岡銀行を中核とする地域金融グループの持株会社です。傘下には銀行業のほか、リース業、証券業、アセットマネジメント、経営コンサルティング(M&Aアドバイザリー含む)など17の連結子会社を擁しています。静岡県内を主要な営業基盤とし、貸出金の約5割が県内向けです。競合環境としては、地域内での人口減少や低金利環境の継続に加え、異業種からの金融参入により競争が激化していますが、現在は「金利のある世界」への移行を追い風とした収益構造の転換期にあります。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-17 提出)収益性
営業利益率
29.9%
≧10%が優良
ROA
0.6%
≧5%が優良
ROE
6.3%
≧10%が優良
ROIC
6.2%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-1.5%
≧10%が優良
営業利益成長率
-0.1%
≧10%が優良
EPS成長率
30.9%
≧10%が優良
3行解説
- 親会社株主に帰属する当期純利益が前年比約29%増の746億円に拡大し、ROEも6.29%へ向上。
- 第1次中期経営計画の目標を大幅に上方修正(連結経常利益1,000億円→1,450億円以上)し、成長への強い自信を提示。
- 配当性向44.0%に加え、100億円規模の自己株買いを実施するなど、2027年度の総還元性向50%以上に向けた株主還元が加速。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-12 15:30 提出)進捗
※ 通期業績予想は非開示(実績のみ表示)
1Q
営業利益
実績: 311.0億円 / 予想: 1180.0億円
+7.2%
売上高
実績: 918.4億円 / 予想: 未開示
+8.2%
2Q
営業利益
実績: 659.5億円 / 予想: 1240.0億円
+32.2%
売上高
実績: 1920.7億円 / 予想: 未開示
+18.4%
3Q
営業利益
実績: 983.5億円 / 予想: 1270.0億円
+32.3%
売上高
実績: 3040.3億円 / 予想: 未開示
+24.3%
3行解説
- 大幅な増収増益と通期予想の上方修正: 経常利益は前年同期比32.3%増の983億円、親会社株主純利益は32.7%増の696億円と好調で、通期利益計画を20億円上方修正した。
- 株主還元の強化: 好調な業績を背景に、年間配当予想を従来の76円から80円に増配し、さらに100億円を上限とする自己株式取得の実施を決定した。
- 貸出金利息の拡大が寄与: 国内外の金利上昇局面を捉え、資金運用収益(特に貸出金利息)が前年同期比で168億円増加したことが業績を強力に牽引した。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-12 | 2026年3月期 第3四半期 | +32.3% | +3.3% | +5.6% | -7.3% | — |
| 2025-11-07 | 2026年3月期 第2四半期 | +32.2% | -1.7% | -2.0% | +7.4% | +12.7% |
| 2025-08-07 | 2026年3月期 第1四半期 | +7.2% | +1.8% | +2.3% | +2.9% | +2.8% |
| 2025-05-09 | 2025年3月期 通期 | -0.1% | +1.2% | +1.9% | +9.3% | +4.2% |
| 2025-02-12 | 2025年3月期 第3四半期 | -2.0% | +1.0% | +10.7% | +17.7% | +13.1% |
有価証券報告書
2025-06-17 有価証券報告書-第3期(2024/04/01-2025/03/31)