SBIリーシングサービス株式会社は、SBIホールディングス(間接所有62.7%)を親会社とする、主に航空機や船舶を対象とした「オペレーティング・リースファンド」の組成・販売を行う企業です。
- 主要製品・サービス: 投資家向けにJOL(購入選択権なし)およびJOLCO(購入選択権付)のリース商品を提供。また、ヘリコプター等の小型機を扱うゼネラルアビエーション事業、自社でリース運用の収益を得るプリンシパルインベストメント事業を展開しています。
- 主要顧客: 航空会社や海運会社(レッシー)を借り手とし、国内の法人投資家を主な販売先としています。
- 競合環境: 日本型オペレーティング・リース(JOL/JOLCO)市場は拡大傾向にあり、2024年度の市場規模は約8,500億円。金融系リース会社が主な競合となります。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-24 提出)収益性
営業利益率
16.1%
≧10%が優良
ROA
7.4%
≧5%が優良
ROE
19.0%
≧10%が優良
ROIC
5.1%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-22.6%
≧10%が優良
営業利益成長率
26.7%
≧10%が優良
EPS成長率
27.0%
≧10%が優良
3行解説
- 業績の歪み: JOL商品の販売減により売上高は前年比22.6%減の419.16億円となったが、収益性の高い案件の寄与で経常利益は23.0%増の60.84億円と過去最高を更新。
- 在庫の急増と資金需要: 商品組成の積極化に伴い、棚卸資産(商品出資金等)が合計で約772億円(総資産の約73%)に達し、営業CFは265.06億円の巨額赤字を記録。
- 還元と成長の並立: 配当性向30.2%(1株170円)を維持しつつ、次期経常利益目標を70億円に設定。初の公募債発行(50億円)など資金調達手段の多様化を推進。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-04-28 11:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 25.7億円 / 予想: 82.0億円
+110.2%
売上高
実績: 104.2億円 / 予想: 626.0億円
+321.8%
2Q
営業利益
実績: 53.0億円 / 予想: 82.0億円
+77.6%
売上高
実績: 263.7億円 / 予想: 626.0億円
+29.4%
3Q
営業利益
実績: 79.8億円 / 予想: 94.0億円
+65.2%
売上高
実績: 496.1億円 / 予想: 630.0億円
+53.7%
通期
営業利益
実績: 97.3億円 / 予想: 未開示
+44.6%
売上高
実績: 642.6億円 / 予想: 未開示
+53.3%
3行解説
- 2026年3月期は航空機JOL商品の販売が8機(前年5機)と大幅に伸長し、売上高が前年比53.3%増、営業利益が同44.6%増と過去最高益を更新した。
- 営業キャッシュ・フローが前年度の約265億円の赤字から1,300万円の黒字へ急改善し、棚卸資産の増加をこなしつつも資金繰りの安定化が進んだ。
- 2026年4月1日付で1対2の株式分割を実施し、流動性向上を図るとともに、次期配当は実質維持(分割後115円)の安定配当方針を維持する。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-28 | 2026年3月期 通期 | +44.6% | -6.8% | -5.7% | — | — |
| 2026-01-29 | 2026年3月期 第3四半期 | +65.2% | +1.9% | +12.3% | -5.9% | -56.6% |
| 2025-10-29 | 2026年3月期 第2四半期 | +77.6% | +5.0% | -0.6% | +4.8% | +11.1% |
| 2025-07-29 | 2026年3月期 第1四半期 | +110.2% | +9.2% | +13.0% | +12.0% | +7.7% |
| 2025-04-28 | 2025年3月期 通期 | +26.7% | +12.0% | +9.8% | +9.1% | +29.2% |
| 2025-01-30 | 2025年3月期 第3四半期 | +23.2% | +3.1% | +5.3% | +22.6% | +20.9% |
有価証券報告書
2025-06-24 有価証券報告書-第8期(2024/04/01-2025/03/31)