リョービ株式会社は、世界トップクラスのシェアを誇る「ダイカスト」を中核事業とする開発型企業です。
- 事業内容: アルミニウムダイカスト製品、建築用品(ドアクローザ等)、印刷機器の製造・販売。
- 主要製品: 自動車用のエンジンブロック、トランスミッションケース、車体・足回り部品など。
- 主要顧客: フォード・モーター(売上比率12.5%)、ゼネラルモーターズ(同11.0%)など、グローバルな自動車メーカーが中心。
- 競合環境: 自動車業界のEV化(電動化)に伴い、従来のパワートレイン部品から、大型一体鋳造技術「ギガキャスト」などの車体構造部品へのシフトが激化しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-12 期末、2026-03-25 提出)収益性
営業利益率
4.1%
≧10%が優良
ROA
3.7%
≧5%が優良
ROE
6.1%
≧10%が優良
ROIC
3.5%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
5.4%
≧10%が優良
営業利益成長率
33.4%
≧10%が優良
EPS成長率
61.7%
≧10%が優良
3行解説
- 自動車生産の回復と価格転嫁により、売上高3,091億円(前期比+5.4%)、営業利益126億円(同+33.4%)と大幅な増益を達成。
- 次世代の成長の柱として、日本初の6,500トン級超大型ダイカストマシンを導入し「ギガキャスト」の試作サービスを開始。
- 配当方針を「累進配当」へ変更し、年間100円への増配と15億円の自社株買い・消却を実施するなど、株主還元を一段と強化。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-12 第1四半期 、2026-05-12 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 29.0億円 / 予想: 128.0億円
+4.1%
売上高
実績: 759.4億円 / 予想: 3130.0億円
-2.7%
3行解説
- 減収増益の着地: 売上高は前年同期比2.7%減の759億円となった一方、ダイカスト事業での価格転嫁が進み、営業利益は4.1%増、経常利益は15.3%増と利益面で改善を見せた。
- 純利益が大幅増: 政策保有株式の売却益(投資有価証券売却益10億円)を特別利益に計上したことで、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比54.6%増の27億円に達した。
- 印刷機器事業の急減速: 先行き不透明感に伴う設備投資意欲の低下により、印刷機器事業の売上高が前年同期比45.6%減、営業利益が89.8%減と極めて厳しい状況にある。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-12 | 2026年12月期 第1四半期 | +4.1% | -3.6% | -2.9% | -0.1% | — |
| 2026-02-12 | 2025年12月期 通期 | +33.4% | -2.3% | +3.1% | -7.3% | -10.2% |
| 2025-11-06 | 2025年12月期 第3四半期 | +32.8% | +0.2% | -7.0% | -5.2% | -7.4% |
| 2025-08-06 | 2025年12月期 第2四半期 | +15.1% | +0.0% | -0.2% | +18.9% | +12.3% |
| 2025-05-12 | 2025年12月期 第1四半期 | +2.8% | +0.3% | +0.4% | +1.3% | +3.2% |
| 2025-02-13 | 2024年12月期 通期 | -22.3% | +0.1% | -3.9% | +1.8% | -6.4% |
有価証券報告書
2026-03-25 有価証券報告書-第114期(2025/01/01-2025/12/31)
2025-03-26 有価証券報告書-第113期(2024/01/01-2024/12/31)