ホーム / リョービ / 四半期進捗

リョービ 四半期進捗

決算短信(2024-12 通期)・連結

短信要約

リョービ株式会社(5851)の2024年12月期決算に基づき、投資判断の材料となる足元の変化と今後の見通しを分析します。

1. 要点(3行)

  • 「増収減益」の着地だが、株主還元方針の劇的な転換が最大のサプライズ:2024年12月期は売上高が過去最高を更新した一方、労務費や原材料高、中国拠点のコスト増が響き、営業利益は前期比22.3%減の95億円と苦戦した。
  • 2025年12月期は反転攻勢の利益成長を予想:新製品の立ち上げや生産性向上により、営業利益は前期比23.2%増の117億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同29.8%増の90億円と、大幅な回復を見込む。
  • 累進配当の導入と配当の大幅増額:新中期経営計画にて「累進配当(下限100円)」と「総還元性向40%目安」を明文化。2025年12月期の年間配当は前期比15円増の100円を予定しており、株価の下支えとして極めて強力。

2. 直近の業績と進捗率

  • 売上高: 2,933億円(前期比 +3.8%)
  • 営業利益: 95億円(前期比 △22.3%)
  • 経常利益: 116億円(前期比 △16.7%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 69億円(前期比 △31.4%)
  • 進捗と勢い: 2024年12月期の期初計画に対し、売上高は概ね想定通りだったが、利益面では下振れた。特に中国での日米欧自動車メーカーの苦戦や、国内の認証不正問題による影響、労務費などの固定費増加が利益を押し下げた。ただし、第4四半期にかけて円安効果や在外子会社の円換算額増加が寄与し、売上高の底堅さは維持されている。

3. セグメント別のモメンタム

  • ダイカスト(主軸:勢い「足踏み」): 売上高 2,579億円(+4.2%)、営業利益 90億円(△17.6%)。国内自動車産業の不祥事や中国市場の減速という逆風を、円安による為替換算の押し上げでカバーした。利益面では労務費増加が重荷。

続きで読める項目(スタンダードプラン以上)

  • 🔒 直近の業績と進捗率
  • 🔒 セグメント別のモメンタム
  • 🔒 予想の修正と背景
  • 🔒 キャッシュフローと財務の急変
  • 🔒 経営陣のトーンと重要イベント
  • 🔒 懸念点と不確実性
  • 🔒 総評

上記の詳細分析はスタンダードプラン以上でご覧いただけます。

プランをアップグレード

進捗詳細

今期実績

2024-01 〜 2024-12

項目 当期 前年比 前年同期 2023-01 〜 2023-12
売上高 2933.1億円 +3.8% 2826.9億円
営業利益 94.9億円 +22.3% 122.1億円
経常利益 115.5億円 +16.7% 138.6億円
当期純利益(親会社帰属) 69.3億円 +31.4% 101.2億円
包括利益 192.4億円 +1.0% 190.5億円
1株当たり当期純利益 214.26円 312.51円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2024-12末 2023-12末
総資産 3331.9億円 3188.4億円
純資産 1769.8億円 1607.2億円
自己資本比率 50.2% 47.5%
自己資本 1673.5億円 1513.0億円
1株当たり純資産 5,170.25円 4,674.39円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 4.4% 7.1%
ROA(総資産経常利益率) 3.5% 4.5%
売上高営業利益率 3.2% 4.3%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 291.6億円 260.1億円
投資活動によるキャッシュ・フロー 137.2億円 174.3億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 149.0億円 85.9億円
期末現金及び現金同等物残高 280.3億円 264.0億円

来期予想

2025-01 〜 2025-12

項目 予想 前年比(予想)
売上高 3050.0億円 +4.0%
営業利益 117.0億円 +23.2%
経常利益 120.0億円 +3.9%
当期純利益 90.0億円 +29.8%
1株当たり当期純利益 278.05円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 35円 42.5円
期末 45円 42.5円
配当性向:当期 39.7% / 前期 25.6% 純資産配当率:当期 1.7% / 前期 1.8%

メモ

ログイン するとこの決算にメモを記録できます。