株式会社エルアイイーエイチは、持株会社としてグループ経営戦略の立案・管理を行う企業です。当連結会計年度において大きな事業転換を図り、長年の主力であった「食品流通事業(業務スーパーのフランチャイズ運営)」から撤退しました。現在は以下の事業を柱としています。
- 食肉卸事業: 輸入肉・国産肉の卸売。
- 酒類製造事業: 老松酒造による焼酎(「閻魔」等)・清酒の製造販売。
- 教育関連事業: 中学校向けテスト・教材の制作販売、動画配信。
- 新規参入領域: リフォーム関連、福祉サービス(就労支援)、旅行事業(インバウンド向け)。
主要顧客は小売業者、学校、学習塾、富裕層旅行客など多岐にわたります。競合環境は各セグメントで激化しており、特に教育や食肉卸ではコスト高騰の煽りを受けています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-30 提出)収益性
営業利益率
-16.0%
≧10%が優良
ROA
-27.0%
≧5%が優良
ROE
8.5%
≧10%が優良
ROIC
-15.4%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-45.8%
≧10%が優良
営業利益成長率
—
≧10%が優良
EPS成長率
—
≧10%が優良
3行解説
- 主力の食品流通事業売却により売上高が45.8%減の103.11億円と激減し、営業損失16.49億円を計上するなど本業の苦境が鮮明。
- 内部統制不備による「特別注意銘柄」指定や、元代表取締役に対する約2.5億円の損害賠償勝訴判決(未回収)など、ガバナンスリスクが極めて高い。
- 事業売却益により最終黒字1.94億円を確保し、現金28.3億円を保持して当面の資金繰りは繋いだが、継続企業の前提に関する重要事象が注記されている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第2四半期 、2025-11-14 00:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -2.9億円 / 予想: -2.7億円
+22.1%
売上高
実績: 20.1億円 / 予想: 80.4億円
-58.4%
2Q
営業利益
実績: -5.1億円 / 予想: -8.7億円
+50.8%
売上高
実績: 37.8億円 / 予想: 64.3億円
-40.5%
3行解説
- 子会社(株式会社ボン・サンテ等)の売却による事業撤退の影響で、売上高は前年同期比40.5%減の37.84億円と大幅に縮小した。
- 営業損失は5.10億円(前年同期は10.37億円の損失)と赤字幅は縮小したが、主要なセグメントの大半で依然として営業赤字が継続している。
- 継続企業の前提に関する「重要な疑義」が注記されており、資産売却による資金確保で急場を凌ぐ苦しい経営再建の最中にある。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025-11-14 | 2026年3月期 第2四半期 | +50.8% | +0.6% | -15.2% | -10.3% | -18.2% |
| 2025-08-14 | 2026年3月期 第1四半期 | +22.1% | +1.1% | +14.6% | -2.5% | -22.8% |
| 2025-05-14 | 2025年3月期 通期 | -8.1% | -4.1% | -7.5% | -6.1% | +9.3% |
| 2025-02-14 | 2025年3月期 第3四半期 | -67.8% | -5.5% | +6.8% | +37.8% | +49.1% |
有価証券報告書
2025-06-30 有価証券報告書-第21期(2024/04/01-2025/03/31)