短信要約
1. 要点(3行)
- 大幅増益のサプライズ: 売上高は前年同期比14.0%減の180億円と苦戦するも、採算性の高い大型案件の完工や設計変更の獲得により、営業利益は同23.7%増の16.6億円と大幅な伸びを記録。
- 利益進捗率が極めて高い: 第3四半期時点で通期計画の営業利益に対する進捗率が99.5%に達しており、期末に向けてさらなる上方修正が強く意識される水準。
- キャッシュの急増: 前事業年度末から現金預金が約32億円増加し45億円(約3.5倍)へ。自己資本比率も83.5%と極めて強固な財務体質を維持。
2. 直近の業績と進捗率
当第3四半期累計期間の着地は以下の通りです。
- 売上高: 180.26億円(前年同期比14.0%減)
- 営業利益: 16.62億円(同23.7%増)
- 経常利益: 18.77億円(同16.9%増)
- 四半期純利益: 12.63億円(同8.8%増)
【進捗率と勢い】 通期計画(売上233億円、営業利益16.7億円)に対し、**売上高の進捗率は77.4%**と概ね標準的ですが、**営業利益の進捗率は99.5%**と極めて異常に高い数値です。前年同期の営業利益進捗率は約100%(2024年9月期実績13.4億円に対し第3四半期で13.4億円)であり、同社は第4四半期に利益が伸び悩む、あるいは保守的な計画を立てる傾向がありますが、今期はすでに前年通期実績を上回る利益を第3四半期で稼ぎ出しており、勢いは前年を凌駕しています。
3. セグメント別のモメンタム
同社は建設業の単一セグメントですが、製品別の動きは以下の通りです。
- 鉄骨事業(減収): 売上高168.8億円(前年同期比13.8%減)。首都圏を中心とした大型案件は底堅いものの、建設コスト高騰による中小工事の中止・延期が響き、工場稼働率が低下しています。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2024-10 〜 2025-06
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-10 〜 2024-06 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 180.3億円 | -14.0% | 209.6億円 |
| 営業利益 | 16.6億円 | +23.7% | 13.4億円 |
| 経常利益 | 18.8億円 | +16.9% | 16.1億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 12.6億円 | +8.8% | 11.6億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 452.08円 | — | 392.04円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-06末 | 2024-09末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 340.9億円 | 341.7億円 |
| 純資産 | 284.5億円 | 282.0億円 |
| 自己資本比率 | 83.5% | 82.5% |
| 自己資本 | 284.5億円 | 282.0億円 |
通期予想
2024-10 〜 2025-09
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 233.0億円 | -15.5% |
| 営業利益 | 16.7億円 | +0.1% |
| 経常利益 | 19.0億円 | -3.9% |
| 1株当たり当期純利益 | 454.42円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 |
| 期末 | 150円 | 140円 予想 |
| 年間合計 | 150円 | 140円 予想 |