川岸工業は、建築用鉄骨の設計・製作・現場施工を主軸とする、国内トップクラスの専業メーカーです。オフィスビルや工場、商業施設といった大型建築物の骨組みとなる重量鉄骨(S造)において、極厚の鋼材加工や高度な溶接技術を要する「Sグレード(最高位大臣認定)」の加工能力を有しています。収益の柱は鉄骨事業であり、売上高の9割以上を占めます。ゼネコン(総合工事業者)から直接受注し、部材の製作から現場での組み上げまでを一貫して請け負うビジネスモデルです。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-09 期末、2025-12-22 提出)収益性
営業利益率
7.7%
≧10%が優良
ROA
5.4%
≧5%が優良
ROE
5.1%
≧10%が優良
ROIC
4.5%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-12.1%
≧10%が優良
営業利益成長率
12.2%
≧10%が優良
EPS成長率
4.6%
≧10%が優良
3行解説
・超高層ビルや大規模工場に対応可能な「Sグレード」の高度な加工技術と生産設備を保有する鉄骨専業の有力企業。 ・伊藤忠丸紅住商テクノスチール等の商社系企業が主要株主であり、材料調達と販売面の両輪で強固な産業ネットワークを構築。 ・実質無借金の極めて堅健な財務体質を背景に、配当性向30%以上の維持や積極的な自己株式取得など、資本効率を意識した経営姿勢を鮮明化。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-09 第2四半期 、2026-05-14 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -0.7億円 / 予想: 10.0億円
—
売上高
実績: 57.9億円 / 予想: 220.0億円
-2.8%
2Q
営業利益
実績: 4.9億円 / 予想: 10.0億円
-49.2%
売上高
実績: 128.0億円 / 予想: 220.0億円
+8.8%
3行解説
- 売上高は大型工事の完成により前年同期比8.8%増の127.9億円と増収を確保した一方、各段階利益は約4割〜5割の大幅な減益となった。
- 利益面では、売上成長の一方で工場加工の稼働率が低下したことが響き、営業利益は4.8億円(前年同期比49.1%減)に留まった。
- 受注高は微減(前年同期比0.8%減)となったが、受注残高は327.4億円と前年同期の270.5億円から約2割増加しており、一定の仕事量を確保している。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-14 | 2026年9月期 第2四半期 | -49.2% | — | — | — | — |
| 2026-01-30 | 2026年9月期 第1四半期 | — | -0.3% | -3.9% | -8.9% | -2.8% |
| 2025-11-14 | 2025年9月期 通期 | +12.2% | -0.4% | -1.8% | -7.0% | -7.7% |
| 2025-07-28 | 2025年9月期 第3四半期 | +23.8% | +3.8% | +10.6% | +8.3% | +6.1% |
| 2025-05-14 | 2025年9月期 第2四半期 | +15.0% | +1.4% | +3.2% | +0.7% | +3.4% |
| 2025-01-31 | 2025年9月期 第1四半期 | -13.2% | +2.3% | +4.7% | +6.3% | +10.0% |
有価証券報告書
2025-12-22 有価証券報告書-第79期(2024/10/01-2025/09/30)