短信要約
1. 要点(3行)
- 利益面の驚異的な進捗: 売上高は前年同期比8.2%減の747億円と苦戦したものの、営業利益は26.9%増の40.8億円を達成。通期計画に対する第1四半期の営業利益進捗率が51.0%、純利益にいたっては88.4%に達しており、期初計画の保守性が浮き彫りとなった。
- 移転価格税制調整による利益の押し上げ: 日本セグメントが前年同期の赤字から24億円の黒字へ急回復したが、これは移転価格税制の調整金が主因。一方で米州セグメントは増収ながらも同調整の影響で利益が半減するなど、地域間で利益の付け替えが発生している。
- 依然として厳しい外部環境: 得意先(日産自動車系など)の減産影響が全地域で顕在化しており、欧州・アジアセグメントは赤字が継続。実態としての稼ぐ力(操業度)の回復は道半ばである。
2. 直近の業績と進捗率
第1四半期(2025年4月〜6月)の着地は以下の通りです。
- 売上高: 74,739百万円(前年同期比 8.2%減)
- 営業利益: 4,081百万円(同 26.9%増)
- 経常利益: 3,644百万円(同 12.2%減)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 2,210百万円(同 33.5%増)
通期計画(営業利益8,000百万円、純利益2,500百万円)に対する進捗率:
- 売上高: 27.2%(前年同期の進捗率 29.6%に対しやや鈍化)
- 営業利益: 51.0%(同 40.1%に対し大幅に加速)
- 純利益: 88.4%(同 66.2%に対し極めて高い水準)
営業外で為替差損6.2億円を計上したことで経常利益は減益となりましたが、純利益の進捗は異常に早く、上方修正の期待を抱かせる着地です。
3. セグメント別のモメンタム
- 日本(急回復): 売上高 218億円(15.0%減)ながら、セグメント損益は24億円の黒字(前年同期は2億円の損失)。減産影響を移転価格調整金がカバーした格好です。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-06
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-06 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 747.4億円 | +8.2% | 814.4億円 |
| 営業利益 | 40.8億円 | +26.9% | 32.1億円 |
| 経常利益 | 36.4億円 | +12.2% | 41.5億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 22.1億円 | +33.5% | 16.6億円 |
| 包括利益 | 28.2億円 | — | 125.1億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 49.92円 | — | 37.17円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-06末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 2785.5億円 | 2972.9億円 |
| 純資産 | 1465.0億円 | 1535.2億円 |
| 自己資本比率 | 46.6% | 44.8% |
| 自己資本 | 1297.1億円 | 1332.3億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 2750.0億円 | +16.7% |
| 営業利益 | 80.0億円 | +34.4% |
| 経常利益 | 80.0億円 | +41.4% |
| 当期純利益 | 25.0億円 | — |
| 1株当たり当期純利益 | 56.45円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 30円 | 30円 予想 |
| 期末 | 30円 | 30円 予想 |
| 年間合計 | 60円 | 60円 予想 |
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