短信要約
1. 要点(3行)
- 売上高は顧客の減産影響で4.8%減収も、営業利益は米州の好調やアジアの損益改善により前年同期比127.5%増(67億円)と大幅増益を達成。
- 日米拠点間の移転価格税制調整の処理を「会計調整」から「税務調整」へ変更。これによりセグメント利益の算出ロジックが大きく変化し、親会社帰属利益への押し下げ要因となっている。
- 第3四半期累計では純利益2億円の黒字を確保しているが、通期予想の45億円の純損失計画を据え置いており、第4四半期に大幅な一過性損失の計上を織り込む極めて慎重な見通し。
2. 直近の業績と進捗率
第3四半期累計の着地は以下の通りです。
- 売上高: 2,251億円(前年同期比4.8%減)
- 営業利益: 67億円(同127.5%増)
- 経常利益: 72億円(同71.9%増)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 2億円(同89.8%増)
通期計画に対する進捗率と勢い:
- 売上高:76.3%(前年同期進捗 79.9%)
- 営業利益:75.0%(前年同期進捗 24.3%) 進捗率は、売上高こそ減産影響で前年を下回るペースですが、営業利益は米州拠点の収益性向上により、前年の大幅な遅れから一転して計画通りの進捗を見せています。ただし、最終利益については通期で45億円の赤字を予想しており、現時点の2億円の黒字から第4四半期だけで47億円のマイナスを見込む特殊な状況です。
3. セグメント別のモメンタム
- 米州(勢い:強): 売上高1,005億円(13.2%増)、セグメント利益103億円(64.3%増)。為替のプラス影響に加え、主要顧客の増産が寄与。グループ全体の牽引役。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 2251.2億円 | +4.8% | 2363.8億円 |
| 営業利益 | 67.5億円 | +127.5% | 29.7億円 |
| 経常利益 | 72.9億円 | +71.9% | 42.4億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 2.0億円 | +89.8% | 1.1億円 |
| 包括利益 | 63.0億円 | — | 27.8億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 4.62円 | — | 2.43円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-12末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 2904.3億円 | 2972.9億円 |
| 純資産 | 1546.0億円 | 1535.2億円 |
| 自己資本比率 | 46.2% | 44.8% |
| 自己資本 | 1340.5億円 | 1332.3億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 2950.0億円 | +10.6% |
| 営業利益 | 90.0億円 | +26.2% |
| 経常利益 | 90.0億円 | +34.1% |
| 当期純利益 | 45.0億円 | — |
| 1株当たり当期純利益 | 101.15円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 30円 | 30円 |
| 期末 | 30円 | 30円 予想 |
| 年間合計 | 60円 | 60円 予想 |
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