トーソーは、カーテンレールで国内トップシェアを誇る窓装飾(ウィンドウトリートメント)の専門メーカーです。主な収益源はカーテンレール、ブラインド、ロールスクリーン等の製造・販売であり、売上高の9割以上を室内装飾関連事業が占めています。ビジネスモデルは、国内の住宅メーカーや代理店を通じた住宅市場への供給を核としつつ、近年ではホテルや医療施設などの非住宅分野、およびインドネシアや中国の自社工場を活用した海外展開を強化しています。単なる建材としての提供にとどまらず、遮熱性能やデザイン性を付加した高付加価値製品によって収益を確保する構造です。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-27 提出)収益性
営業利益率
3.3%
≧10%が優良
ROA
3.4%
≧5%が優良
ROE
3.4%
≧10%が優良
ROIC
2.9%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
5.5%
≧10%が優良
営業利益成長率
54.5%
≧10%が優良
EPS成長率
70.9%
≧10%が優良
3行解説
- 国内トップのカーテンレール事業を盤石な基盤とし、蓄積されたデザイン・設計ノウハウを武器に窓装飾全般でニッチトップの地位を確立している。
- 国内の新設住宅着工戸数の減少という構造的課題に対し、宿泊・医療等の非住宅分野の深耕と、ASEAN市場への進出による「脱・国内住宅依存」を推進中。
- 2024年6月に就任した生え抜き社長のもと、ROE 6%以上の達成を目指す新中期経営計画「Vision2025」を始動し、資本効率の改善と株主還元の強化に舵を切っている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-13 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 0.8億円 / 予想: 6.0億円
—
売上高
実績: 53.5億円 / 予想: 235.0億円
+6.9%
2Q
営業利益
実績: 2.8億円 / 予想: 6.0億円
—
売上高
実績: 111.4億円 / 予想: 235.0億円
+5.8%
3Q
営業利益
実績: 6.4億円 / 予想: 6.0億円
+80.1%
売上高
実績: 169.9億円 / 予想: 235.0億円
+3.2%
通期
営業利益
実績: 9.6億円 / 予想: 未開示
+28.0%
売上高
実績: 232.5億円 / 予想: 未開示
+2.0%
3行解説
- 国内住宅市場の着工減にもかかわらず、積極的な価格改定と原価低減活動が奏功し、営業利益は前期比28.0%増の9.55億円と大幅な増益を達成。
- 中期経営計画「Vision2025」の重点施策により、自己資本当期純利益率(ROE)が前期の3.4%から4.4%へ向上し、収益性が改善。
- 次期(2027年3月期)の見通しは、原材料・エネルギー価格の高騰や人件費増を見込み、売上高は微増ながらも11.0%の営業減益となる慎重な予想。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-13 | 2026年3月期 通期 | +28.0% | — | — | — | — |
| 2026-02-10 | 2026年3月期 第3四半期 | +80.1% | +1.9% | +11.6% | +6.5% | — |
| 2025-11-06 | 2026年3月期 第2四半期 | — | +1.8% | -1.2% | +2.6% | +1.4% |
| 2025-08-05 | 2026年3月期 第1四半期 | — | -0.1% | -3.3% | -1.1% | -6.0% |
| 2025-05-13 | 2025年3月期 通期 | +54.5% | +0.4% | +0.5% | -1.7% | -0.6% |
| 2025-02-12 | 2025年3月期 第3四半期 | +45.3% | -0.2% | -1.6% | +2.8% | +9.7% |
有価証券報告書
2025-06-27 有価証券報告書-第85期(2024/04/01-2025/03/31)