短信要約
1. 要点(3行)
- 利益進捗の遅れが鮮明: 第3四半期累計の営業利益は20.3億円(前年同期比16.8%減)にとどまり、通期計画(39.0億円)に対する進捗率は52.1%と、前年同期(62.5%)から大幅に後退した。
- 主力事業の採算悪化: 鋼索鋼線関連でハイエンド製品の減少や人件費・研究費増が響き、営業利益が25.0%減と大きく落ち込んだことが全体の重石となっている。
- スチールコードの苦戦継続: タイヤ用市況の低迷により、同セグメントの売上高は27.2%減。操業改善で赤字幅は縮小(△0.4億円)したものの、トップラインの回復には至っていない。
2. 直近の業績と進捗率
第3四半期累計(9ヶ月)の実績は以下の通りです。
- 売上高: 463.27億円(前年同期比3.6%減)
- 営業利益: 20.30億円(同16.8%減)
- 経常利益: 22.55億円(同18.3%減)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 19.08億円(同6.1%減)
通期計画に対する進捗率と勢いの変化: 売上高の進捗率は73.5%と概ね例年並み(前年同期74.8%)ですが、**営業利益の進捗率は52.1%**に留まります。前年同期の進捗率62.5%と比較すると、下期にかけての収益性の低下が顕著であり、通期計画の達成には第4四半期で約18.7億円(進捗の約半分)を稼ぎ出す必要があり、ハードルは高いと言わざるを得ません。
3. セグメント別のモメンタム
- 鋼索鋼線関連(減速): 売上高は217.34億円(1.9%増)と堅調ですが、利益面では高付加価値なハイエンド製品の減少とコスト増により、セグメント利益は15.0億円(25.0%減)と大幅な減益です。
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今期累計実績
2024-04 〜 2024-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2023-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 463.3億円 | +3.6% | 480.5億円 |
| 営業利益 | 20.3億円 | +16.8% | 24.4億円 |
| 経常利益 | 22.6億円 | +18.3% | 27.6億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 19.1億円 | +6.1% | 20.3億円 |
| 包括利益 | 12.3億円 | +68.9% | 39.4億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 120.67円 | — | 127.48円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2024-12末 | 2024-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 853.5億円 | 858.4億円 |
| 純資産 | 350.8億円 | 345.7億円 |
| 自己資本比率 | 41.1% | 40.3% |
| 自己資本 | 350.8億円 | 345.7億円 |
通期予想
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 630.0億円 | +1.9% |
| 営業利益 | 39.0億円 | +0.0% |
| 経常利益 | 39.0億円 | +18.0% |
| 当期純利益 | 30.0億円 | +47.0% |
| 1株当たり当期純利益 | 188.35円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 |
| 期末 | 40円 | 60円 予想 |
| 年間合計 | 40円 | 60円 予想 |
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