ジャパンエンジンコーポレーション 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・非連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 2025年3月期は売上高・各利益項目ともに過去最高を2年連続で更新。主機関の連続生産による効率化と価格改善が進み、営業利益は前期比2.3倍(50.9億円)と劇的な成長を遂げた。
  • 2026年3月期の業績予想は、次世代燃料エンジンへの先行投資(研究開発費)増により営業減益を見込む一方、補助金収入等により経常利益ベースでは3期連続の過去最高更新を目指す強気の計画。
  • 資本効率の向上と株主還元を重視し、2025年3月期の期末配当を従来予想から4円増配(56円)したほか、2026年3月期も実質増配(分割後換算で80円)を予定しており、成長への自信が伺える。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期(通期)の着地は以下の通り。

  • 売上高: 288.6億円(前期比 +37.6%)
  • 営業利益: 50.9億円(前期比 +132.6%)
  • 経常利益: 54.2億円(前期比 +54.1%)
  • 当期純利益: 43.2億円(前期比 +69.8%)

2025年2月に修正された通期計画に対する進捗率は、売上高100.2%、営業利益103.7%、経常利益103.1%、純利益104.2%といずれも上振れて着地した。特に営業利益は第3四半期までの勢いを維持し、利益率も17.6%(前期10.4%)と大幅に改善している。

3. セグメント別のモメンタム

単一セグメントだが、事業区分別の状況は以下の通り。

  • 舶用内燃機関(主機関): 【強い勢い】 売上高167.8億円(前期比 +76.8%)。最新鋭省エネエンジン「LSHシリーズ」が好調。受注残高は214.9億円(前期比 5.6%減)となったが、これは2027年度分までの生産枠がほぼ埋まり、受注から生産への移行が進んでいるためであり、需要は依然として旺盛。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 288.6億円 +37.6% 209.7億円
営業利益 50.9億円 +132.6% 21.9億円
経常利益 54.2億円 +54.1% 35.2億円
当期純利益(親会社帰属) 43.3億円 +69.8% 25.5億円
1株当たり当期純利益 516.01円 303.92円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 329.6億円 250.0億円
純資産 138.8億円 97.5億円
自己資本比率 42.1% 39.0%
自己資本 138.8億円 97.5億円
1株当たり純資産 1,655.67円 1,162.9円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 36.6% 29.8%
ROA(総資産経常利益率) 18.7% 15.5%
売上高営業利益率 17.6% 10.4%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 67.5億円 3.9億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -47.0億円 -7.6億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 10.8億円 3.9億円
期末現金及び現金同等物残高 74.1億円 42.8億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 291.2億円 +0.9%
営業利益 47.6億円 -6.5%
経常利益 58.5億円 +7.9%
1株当たり当期純利益 517.66円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 30円 60円
期末 100円 56円
年間合計 130円
配当性向:当期 14.7% / 前期 14.3% 純資産配当率:当期 4.6% / 前期 3.7%