株式会社ジャパンエンジンコーポレーション(J-ENG)は、世界3大船用主機ブランドの一角である「UEエンジン」を展開する国内唯一のグローバルライセンサーです。船舶用エンジンの開発・設計・製造・販売、およびアフターサービス(部品販売・修理)を一貫して手掛けています。
- 主要製品: 舶用低速2サイクルディーゼルエンジン「UEエンジン」。特に最新の省エネ機種「LSHシリーズ」が主力。
- 主要顧客: 名村造船所(売上比率28.8%)、大島造船所(11.1%)、Guangzhou Diesel Engine Factory(10.0%)など、国内外の有力造船所。
- 競合環境: 世界的にはMAN(独)やWinGD(スイス)が競合ですが、国内自社ブランドとしての強みを持ち、特に中国市場でのライセンスビジネスを強化しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-24 提出)収益性
営業利益率
17.6%
≧10%が優良
ROA
17.6%
≧5%が優良
ROE
36.6%
≧10%が優良
ROIC
21.7%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
37.6%
≧10%が優良
営業利益成長率
132.6%
≧10%が優良
EPS成長率
69.8%
≧10%が優良
3行解説
- 最新鋭省エネエンジンの受注好調と価格改定の進展により、売上高37.6%増、当期純利益69.8%増と爆発的な成長を遂げた。
- ROE 36.6%、自己資本比率 42.1%と極めて高い収益性と健全な財務基盤を両立しており、次世代燃料(アンモニア・水素)エンジンの開発でも先行。
- 営業キャッシュフローが純利益を大きく上回る67.5億円を創出しており、稼ぐ力の質が非常に高く、新工場建設に向けた資金繰りも盤石。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-14 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 17.1億円 / 予想: 47.6億円
-6.9%
売上高
実績: 83.3億円 / 予想: 291.2億円
+7.0%
2Q
営業利益
実績: 32.5億円 / 予想: 47.6億円
+8.3%
売上高
実績: 152.9億円 / 予想: 291.2億円
+6.7%
3Q
営業利益
実績: 45.2億円 / 予想: 53.8億円
+0.8%
売上高
実績: 234.5億円 / 予想: 295.0億円
-0.9%
通期
営業利益
実績: 54.6億円 / 予想: 未開示
+7.2%
売上高
実績: 297.1億円 / 予想: 未開示
+2.9%
3行解説
- 2026年3月期は、売上高297.07億円、営業利益54.58億円となり、過去最高業績を3期連続で更新し、2月に発表した業績予想も上回って着地した。
- 次世代のアンモニア・水素燃料エンジン開発に伴う操業負荷調整で「主機関」は減収となったが、高利益率の「修理・部品・ライセンス」が28.6%増と大幅に伸びて全体を牽引。
- 豊富な受注残(344.54億円)を背景に、次期2027年3月期も増収増益を見込み、年間配当は前期比12円増の100円を計画するなど、成長加速への強い自信を示している。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-14 | 2026年3月期 通期 | +7.2% | — | — | — | — |
| 2026-02-10 | 2026年3月期 第3四半期 | +0.8% | +0.7% | +12.3% | -9.8% | — |
| 2025-11-13 | 2026年3月期 第2四半期 | +8.3% | +0.5% | +19.9% | +19.4% | +18.0% |
| 2025-08-07 | 2026年3月期 第1四半期 | -6.9% | +3.0% | +23.5% | +22.2% | +30.9% |
| 2025-05-13 | 2025年3月期 通期 | +132.6% | +6.3% | -2.1% | +63.7% | +106.6% |
| 2025-02-12 | 2025年3月期 第3四半期 | +217.9% | +5.9% | -10.3% | -10.2% | -22.5% |
有価証券報告書
2025-06-24 有価証券報告書-第128期(2024/04/01-2025/03/31)